石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

9月6日 本日は一般質問二日目を迎えました

2010年09月06日 | Weblog
 こんにちは、明日一般質問を控えている石井伸之です。本日は我が会派から松嶋議員と青木議員が登壇し、松嶋議員は市役所内で施策をまとめる際に、そのチームの雰囲気が報告書の内容に直結するといったところから、国立市の将来を考え、職員がワクワクするような雰囲気での施策作りが大切という話しをされておりました。

 その後に登壇した共産党議員と市長とのやり取りを聞いていると、上原前市長時代の蜜月関係は既に過去のものとなっており、今は国立駅周辺まちづくりの問題を中心に全面対決姿勢が前面に出ております。

 共産党議員はいつものように巨大なインフラ整備事業には反対で、関口市長のマニュフェストからもそういった路線を進むものと思っていたようですが、市長からはマニュフェストを反故にしたつもりは無いというように、噛み合わない質問と答弁が続くと聞かされる方としてもウンザリです。

 夜には長女が6歳の誕生日ということから、ケーキとピザでお祝いをしてささやかなパーティーを楽しみました。少し前までは何も出来ない幼児だったのですが、いつの間にかいろいろと出来る年長さんになっておりますので、子供の成長は本当に早いものです。

 深夜になって、ようやく明日の一般質問の原稿が出来上がりましたので、アップします。長い文章ですが、一読いただければ嬉しく思います。



 通告に従い一般質問を行います。
 7月11日に参議院議員選挙が終了した後に、自民党三多摩支部連合会青年部として、松嶋幹事長が座長を務める中で役員会が開かれました。その際に、選挙対策委員長を務める私が、青年部員に対して参議院議員選挙におけるアンケートを作ることになりました。

 どういったアンケートを作るべきか頭を悩ませていたところ、インターネットであらゆるサイトを検索していると、鈴鹿市政メールモニターアンケート、メルモニというサイトに辿りつきました。

 このサイトは、鈴鹿市企画財務部秘書広報課が担当しており、あらゆる案件について市民の声を吸い上げる為に作られたそうです。
 その中で私の目に止まったのは、議員であれば誰でも気にすると思われるアンケートで、市議選で投票する候補者を決めたのはいつか?という問に対して、
7日以上前は断トツの46.3%
2日から6日は18.4%
前日は10.8%
当日は14.5%
投票せずは10%となっておりました。さらに市議選で一番何を重視して投票しましたか?という問に対して、
公約・政策25.3%
人柄・人物24.1% 
知人や地域の推薦20.8% 
経験・実績8.6%というようになっており、過去よりも未来志向であり、より多くの支援者からより多くの方へ候補者自身の人柄や政策を選挙戦突入前に伝えられるかが、当落の鍵であるように思います。


 是非とも関口市長には、鈴鹿市のメルモニを見ていただき、情報誘導をすることなく、公正で客観的な設問を立てて市民意見を得ている手法を取り入れて、国立市民に対して、住基ネットや国立駅舎、南口ロータリーの在り方について市民へ問いかけて欲しいものです。

 大きな一つ目まちづくりについての小さな一つ目、矢川駅エレベーター設置の進捗状況についてお聞きします。昨年の9月議会に福祉保険委員会資料No27として出された、矢川駅エレベーター等の整備事業について、という資料によると、平成22年10月には仮設階段設置、平成23年2月既存階段撤去、同年4月新規階段設置、同年8月仮設階段撤去、同年9月工事完了となっております。

 終電から始発までの短い時間での作業が繰り返されることから、工期が延びるのではないかと予測されたものの、それほど大きな遅れは、なさそうですが、今後の工事スケジュールはどのようになっているかお聞かせ下さい。

 ②として、北口ロータリー工事ヤードには冬から春に掛けて基礎工事の際に使うベントナイト液を作る為の水槽が置かれており、手狭な感じもしておりましたが、今ではそういった機材もなく、綺麗に整理整頓されている状況です。そこで、仮設階段工事が本格化するまでの間だけでも、工事ヤードを縮小できないかお伺いします。

 小さな二つ目、矢川上公園は以前防災訓練の会場として使われていたように、地域避難場所として付近にある国立二中と共に重要な防災拠点であることは間違いありません。
 しかし、公園内には地域防災センターのような施設が無いことから、いざ災害時への対応が心配されます。そこで、地域集会所という機能を兼ね備えた防災拠点としての施設を矢川上公園に設置できないかお聞きします。

 小さな三つ目、小中学校校庭を照らす照明設備の設置について、 6月議会で大和議員が質問していたように、平時ではスポーツ用グラウンドの少ない国立市において貴重な場所である学校校庭を夜間開放する為に必要であり、災害時には校庭へ避難した方々を照らすものとして必要と考えます。そこで、市としては現在どのようにお考えでしょうか?

 小さな四つ目、西友国立店前、富士見通り側歩道上に並ぶ自転車の完全撤去についてお聞きします。西友国立店では地下に大きな駐輪場を設置しておりますが、この場所は歩道上でありながらも完全に自転車置き場と化している状況が見られます。歩行者が仕方なく、西友側の通路を通っている状況は非常に危険で、いつどこで歩道上の自転車が将棋倒しになって小さな子供や高齢者を襲うかわかりません。そこで、西友国立店前の富士見通り歩道上から一刻も早く自転車を完全撤去する為にどのような対策をお考えでしょうか?

大きな二つ目歳入増についての小さな一つ目、自動販売機の入札制度実現に向けてお聞きします。現在国立市は関係団体が各公共施設に自動販売機を設置し、単価計算の積み上げにより売り上げの1割から2割程度が関係団体に入る仕組みであると聞いております。
しかし、近年では自動販売機の設置権利を競争入札することによって、単価計算よりも遥かに多くの収入を得ているという話を聞きました。
例として泉佐野市市役所市民ロビーに設置される自動販売機の入札応募決定額は最高で一台当たり年間1,889,900円となっており、以下184万円、120万円台、70万円台、60万円台と並び、最低価格は稲倉青少年野外センターで2万1100円でした。
また山口県宇部市では、別の入札制度を採用しており、これは自動販売機の売り上げに対して何%を市に貸付料として提供するという形の入札制度を採用しており、宇部市ホームページ資料によると貸付料率で50%~26%までの数字が並んでおり、その中で市役所本庁舎一階西側通路に設置する自動販売機は株式会社ジャパンビレッジが50%で落札しております。つまり、現在における国立市の売り上げに対する収益10%から20%が50%に化ける可能性があるということですから、是非とも入札制度を実現して、設置者への利益を少しでも上乗せする中でさらなる利益分を国立市への収入としていただきたいと思います。

そこで、まずは①として国立市における公共施設に設置されている自動販売機の台数と売上本数、純利益についてお聞きします。次に②として自動販売機入札制度を実施している近隣他市の現状をお聞かせ下さい。

 ③としてオフィシャルドリンク制度というと、野球やサッカーといったスポーツの大会やモーターショーなどのイベントにおいて、協賛企業がとあるドリンクを宣伝する為にオフィシャルドリンクと定めて販売することによって更なる収益を上げ、主催者側へ協賛金や現物での支給を行うというものです。
 これと同様に自治体が行うのであれば、入札した企業が販売するドリンクの中で、これは栄養があり味も良いので是非とも市民に飲んでほしいものを国立市オフィシャルドリンクと定めて、宣伝することによって、企業から協賛金もしくは現物での支援をいただくというような方法が考えられます。これもある意味ネーミングライツの一種であると言われておりますので、導入に向けて検討していただきたいと思いますが、どのようにお考えでしょうか?

 小さな二つ目ですが、財政状況の厳しい国立市にあっても、市民要望を実現する為にも予算が必要であることから、今回の自動販売機入札制度というような、歳入増に向けてあらゆる提案をしてきました。そこで、市長として早期実現に向けて取り組みたい歳入増の施策があれば、お聞かせ下さい。

 大きな三つ目福祉についてですが、以前福祉保険委員会でも高齢者入院見舞金についての審議をしている際に各委員より、申請主義なので、広く周知するために努力して欲しいという話がありました。申請主義ということにより、本人からの申請が無ければ実現されないという現状を少しでも改善する為に、高齢者支援メニューが一覧できるように字の大きく、見やすいパンフレットを作成していただき、高齢者一人一人へ配布していただきたいと思いますが、どのようにお考えでしょうか?
 質問は以上です。大きな項目ごとに答弁をいただき、再質問は必要に応じて自席にて行います。


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