石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

6月30日 本日は平成27年国立市議会第二回定例会6月議会最終本会議を迎えました

2015年06月30日 | 国立市議会
 こんにちは、選挙後初めての定例議会審議に臨んでいる石井伸之です

 本日は午前10時より国立市議会第二回定例会6月議会最終本会議が行われました

 様々な意見があった市長提出案件及び陳情としては下記のような議案がありました。

 第43号議案 市長等及び教育長の給与及び退職手当の特例に関する条例案  

 第43号議案は市長の退職金を全額カット、副市長・教育長の退職金を半額カットすると共に、給与を一部削減するというものです。

 この件に異を唱える意見として「痛みを伴う削減をするので、市民の方々にも値上げをお願いしたい、というように直結させられては困る」というものでした。

 確かに「~だから~と」繋げられては困ります。

 ただ、少子高齢化社会の到来に伴い、行財政改革は急務の課題であり、待ったなしの状況です。

 そういった意味では、極力値上げを抑える意味でも、市長を始めとする副市長・教育長が退職金などのカットをしたものと理解します

 議会側としても、市民の皆様に負担をお願いする前に、様々な改革を進めるよう訴えて行きます

 陳情第11号 旧国立駅舎の早期再築に関する陳情

 国立市観光まちづくり協会理事長より提出された当陳情は、旧国立駅舎再築を願う方々の想いが込められていました。

 私自身も討論をする中で、極力市民の皆様の税金投入額を抑えるように訴えて来たところ、古本を売却する寄付やふるさと納税による寄付集めなどを行い、その点だけでも7000万円を超えている事例があります。

 また、補助金、交付金、基金を活用する中で、一般財源からの市税投入額は殆どゼロという状況です。

 佐藤市長が先頭になって一生懸命、国立駅舎再築に向けて努力されています

 さらに、JRとの交渉も最終局面を迎えており、土地の購入についても詰めの段階だそうです。

 ここまで状況が揃っているのであれば、私としても反対する理由がありません

 そこで、私は大正時代に建てられたということから、思いっきりノスタルジックな部分を大切にするということを訴えました

 変わりゆく国立駅舎周辺の様子や当時の列車を写真として掲示すると共に、管理人には旧国立駅舎駅員の姿で当時の事を紹介するという仕掛けも必要ではないでしょうか?

 当時の自動販売機や当時の切符など、昨年総務文教委員会で視察した、大分県豊後高田市の昭和の町を真似た観光資源にして欲しいと訴えました

 そして、市内外からも一度間見て見たいと思わせるような作りにして、NHKが取材に来るくらいの出来栄えを望みました。

 折角再築するのであれば、多くの知恵を集める中で素晴らしい駅舎となるようにして欲しいものです。

 他の議員からは、実用的な部分として、現在の国立駅高架下からタクシー乗り場まで雨避けが無いので、通路としての活用も盛り込んで欲しいとの意見がありました。

 結果的に本陳情は賛成多数で採択されました。

 第50号議案国立市監査委員選任の同意では大和議員が監査委員へ選任されています

 それに伴い、役職の集中を避ける為に、大和議員より議会運営委員辞任の動議が出されました。

 大和議員に代わって私が議会運営委員に就任し、大和議員が議会運営委員会委員長でもあったことから、小口委員が委員長となります。

 そんなこんなでいろいろあり、午後8時前にようやく終了となりました

 新人議員の方々が疲れたと言っていましたが、前市長、元市長の時に深夜議会が続いた際に比べればまだまだです。

 それでも無事定例議会が終わりホッとしました。
 
 ナスの姿煮を大根おろしにあえたものです。皮の柔らかさに驚かされます


コメント
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