おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。
昨日は、羽田発8時の飛行機で高松に降り立ち、香川県内の2ヵ所の観光を楽しみました。
羽田空港では、朝の富士山が飛行機越しに見えました。
飛行機が高松空港に近づいているころ、窓から外を見たら、海と雲が溶け合っているような景色を楽しむことができました。
下に見えるのは、小さな島です。
高松空港で降りて、琴平行きのバスに乗ったら、乗客はたったの2人でした。
もう1人も途中で降りてしまい、私だけになったら、運転手は、私に話しかけてきました。
行き先を 金刀比羅宮(こんぴらぐう、有名な「こんぴらさん」のこと)だと言ったら、「荷物は吉田新々堂に預けるといいよ」と勧めてくれ、さらに彼が四国の霊場巡りを200回以上やっていて、「ジャンボタクシーで案内しますよ」と宣伝もちゃっかりしていました。
私は、その企画も面白いな、と思いました。
バスの運転手の紹介してくれた店にいきさつを話して荷物を預け、杖を借りて階段を登り始めました。
1月の平日のせいか、観光客はまばらでした。
(上からの写真です)
旭社を経て、
本宮社殿に
ここまで785階段を登ったことになりますが、自分の元気さに驚きました。
日頃スクワットや スロー・ステップ運動 で鍛えている成果が出ています。
自分の実感では、50歳代のころよりも足腰が元気です。
本宮社殿のところで讃岐平野を眺めました。
真中やや左の山は、讃岐富士と言われているようです。
私は、金刀比羅宮に来たのは、2度目(香川県には5度目)ですが、昨日は奥宮にも行ってみようと、チャレンジ精神が出てきました。
さらに583段の階段を歩いて奥宮に来てみると、何たる幸せ、年に1度の 厳魂(いづたま)神社 の大祭が齋行されているではありませんか。
(厳魂神社の一角)
1月6日は、祭神厳魂彦命(いづたまひこのみこと)の命日にあたります。 神職・巫女が、御本宮から石段を登り、祭典を奉仕します。
神官はまず、おそらく京都御所に向かって祝詞を上げたのでしょう。
続いて本殿にお供え。雅楽が鳴り、とても荘厳でした。
ただ、悲しいかな、汗びっしょりの私は寒くなり、途中で奥宮から下山したのであります。
それにしても得がたい体験に私は大喜び。帰りの階段は、まるで少年のような足取りでした。
PHSの電波が届くだろうと思われる場所に来たら、どういうわけかバッテリー切れ。
吉田新々堂(電話:0877-75-4066)のおばさんに充電を許可してもらい、ご近所でさぬきうどんと甘酒をいただきました。
おばさんがとても親切だったので、私はさぬきうどんのお土産をタップリ購入。宅配便で送ってもらう手続きをしました。
その後は、琴電に乗って高松を目指し、途中83番札所の一宮寺に立ち寄り。
私は、5年ほど前にここに来たことがあります。
一宮というと、どうしても神社を連想しますが、それもそのはず、昔は神仏習合で、田村神社とも呼ばれていたようです。
今は真言宗御室派のお寺。
観光は、以上にして、3時半には高松市内のホテルにチェック・イン。
ドーミーイン高松のラドン温泉でゆったりとして、本日の研修に備えたのであります。
1,368段の階段をものともしないほどの足腰が元気なことを確認できた、ゆったりペースの、あまりお金をかけない観光でした。