ヒューマン・ギルドでは、2011年のスローガンを
職場に活力、家庭に愛、自分に勇気
として、アドラー心理学にもとづき
それぞれの分野に効果的な「勇気づけ」を行います。
おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。
昨晩(1月21日)は、ゑーもん神楽坂店で、外資系の企業で1人の部長と、彼に率いられた部下6人が集まりました。
昭和45年(1970年)の9月1日、29歳の部長がやって来ました。部下は最年少の私が22歳、他の人たちも全員20歳代でした。
私は、その部長の直属の部下だったのは、2年間だけだったのですが、さまざまな影響を受けました。
やがてその部長は30歳代前半で、営業本部長になり、それが35歳の時に突然、司法試験を受けるために退職、2年後に合格、さらには、サンフランシスコ州の弁護士資格も取得、日米(主な拠点はロスアンゼルス)で弁護士としても活躍していました。
70歳近くになって活動の拠点を日本にしたことをきっかけに、かつての同士が一同に集まったのです。
テーブルが2つに分かれてしまったため、それぞれが旧交を暖めていましたが、ある段階で私が介入し、1人ひとりに元上司の思い出、勤めていた会社の意味について語ってもらいました。
詳しい内容は省略しますが、人の記憶はみんなそれぞれ違うことが印象に残りました。それでも、この3点だけは書いておきたいです。
1.部下たちは「よく怒られていたよなー」と言っていたのに対して、元上司は「僕が怒ったのは、1回しかない」と言ったこと
2.秘書だったMさんは、上司に腹がたったときに、ミルクティーに塩を入れたことがあったこと
3.権勢を誇った営業本部長だった元上司が退職後、司法試験の勉強中に元部下たちから激励の飲み会をやってもらったっことがとてもうれしかったとのこと
私は、いつの間にか幹事役になってしまい、会場の設定までしましたが、勘定はすべて元上司が持ってくれました。
これから名簿を作ることになり、そんなお世話役にうれしさを感じる私であります。
18:30から22:00まで語り合い、40年前を懐かしく感じられた、ほのぼのとした夕べでした。
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