おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。
ブログに書くネタがないのでお休みしようとしていたところ、TBSラジオ「森本猛郎スタンバイ」を聴いていてつい書きたくなりました。
話題は、今マスコミをにぎわしている京都大学、早稲田大学、立教大学、同志社大学の入試問題が試験中にYahoo知恵袋に投稿され、回答が寄せられていた件を巡ってです。
昨晩(2月28日)の報道ステーションでは、コンサート・ホールなどで利用されている電波遮断装置のメーカーに各大学から問合せが殺到していることが報じられていました。
毎日新聞の3月1日の社説では、
せつないことだが、今回のような不正が出てくると、やはり携帯電話の持ち込みを禁じ、その違反に厳しく対処するしか懸念は払拭(ふっしょく)できない。あるいは、会場内で電波遮断装置による使用不能化も検討してはどうか。
と書かれていました。
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news
/20110301k0000m070130000c.html
今朝(3月1日)恒例のTBSラジオ「森本猛郎スタンバイ」を聴いていたら、総務省の担当者が取材に答えて、「緊急連絡もあるし、規制できない」ような発言を聴き、カミさんと一緒に顔を見合わせ、「何と保守的、官僚的」とあきれました。
これなんです、官僚体質は。
受験生は、休み時間にメール・チェックもできるでしょうし、家族は、受験している最中に電話などしないでしょうし、受験を止めて帰ってきてほしいような緊急連絡ならば、大学を通じて連絡するでしょう。
官僚はどうも、変化を嫌う職種のようです。