おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(3月28日)は、ヒューマン・ギルドで
11:00-13:00 アドラー心理学ゼミナール
14:00-17:00 カウンセリング演習
を行いました。
参加者数は、アドラー心理学ゼミナールが12人、カウンセリング演習が20人と、平素よりも多い人たちが集まってくれました。
自粛ムードの中で研修の延期・中止が相次ぐ中、ヒューマン・ギルドの「研修の延期・中止はしません」というポリシーは、確実に受講者のニーズに沿っているようです。
さて、アドラー心理学ゼミナールは、鈴木千晶さんがご担当。
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出会い(嬉しい時、つらい時、そして迷える時)
―アドラー心理学からいただいた自己開示―
のタイトルで、それこそ鈴木さんが歩まれた道を自己開示され、感動を与えてくれました。
タイトルに「出会い」を使われたゆえんは、鈴木さんが購入された私の本『心の雨の日の過ごし方』にサインを求められたとき、私が「出会い」と書いたことにあるそうです。
下の写真の笑顔をご覧ください。お茶目な鈴木さんでもあります。
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鈴木さんの歩まれた半生は、医療現場で検体検査のお仕事をしながら「些細なことを積み上げ」、「悪いことはいいことにつながっている」という信念に基づいた「八転び九起きの人生」(8回の「陰の時」を克服された)。
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特に、私の印象に残った言葉は、ドッチボールをしていた小学生のお嬢さんの文章にあった
「遠慮すると縁が切れるから遠慮するな」(ドッチボールのコーチの言葉)
参加していたカミさんの「鈴木さんは話し上手ね。とても分かりやすかった」のコメントに大いにうなづく私でした。
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鈴木さんのお話が12:20に終わって、参加者1人ひとりから東北関東大震災を巡る話をしてもらいました。
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◎次回のアドラー心理学ゼミナールは、次のとおりに開催します。今までヒューマン・ギルドの来たことがない人でもお気軽に参加できます。
日時:4月29日(金・祝)11:00-13:00
タイトル:「来し方を振り返って自分の道を確かめる」
講師:朝田薫(あさだいさお)さん(精神科医、医学博士)
14:00-17:00のカウンセリング演習でも午後だけ参加された方々の東北関東大震災に関する話をしてもらいました。
午前・午後を通じて私の受けた大事なメッセージは、次の3つでした。
1.半年後、1年後のバックアップ体制とそのネットワークが大切
2.支援者を支援する心のケアも見逃してはならない
3.震災の影響を受けた子どもたちには、山梨県総合教育センター発信の「東北関東大震災の子どもの心のケアについて」をご参考に(同センターの佐藤さんから)
http://www.ypec.ed.jp/center/sodanshien/higasiniponsinsai.pdf
2つの講座を終えて、「私にはこの仲間たちがいる」という実感をより強くしました。