おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
2月22日のブログ「『教養』+『人養』」でほんの少し紹介した『2022 ― これから10年、活躍できる人の条件』(神田 昌典著、PHPビジネス新書、840円+税)についてより詳しく書きます。
この本は、著者の神田 昌典氏がご自身と日本の復活について高らかに謳った(うたった)本です。
1.「顧客獲得実践会」を組織し、経営コンサルタントとして大ブレークした神田氏は、事業にも失敗、2010年12月7日には癌を告知されました。氏は、東洋古来の治療法から、最先端の治療法までひと通り経験し、癌を克服しました。
2.「失われた20年で、デフレ不況を抜け切れない日本は、70年周期で歴史を見た場合、2015年までに「圧倒的な欠落」を経験した後、国民全員を巻き込む新たな価値観が生まれ、2020~2022年頃には、国内安定化の兆しが見え始める、と説いています。
3.その他にも著者らしい大胆な物言いが各章に見られ、最終章(7章)「2022年― 再びページを開くとき」に次のような言葉を残しながら読書を勇気づけてくれます。
いま日本は、一時的に、挫折している。
このまま死を迎える病人のように、未来が見えなくなっている。
しかし、だからこそ、こうして、ひとりひとりが辛さを超えて、希望が分かち合える新しい世界へと、私たちは導かれていく。
「自分が選択する未来が、現実となる」という「はじめに」の言葉が強く印象に残りました。
<お目休めコーナー> 「たきび」の歌の発祥の地で(1)


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