おはようございます。新宿区神楽坂で研修&カウンセリングの事業を営む ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(5月25日)は、お休みの日。
ただし、原稿書きのために多くの時間を費やしていました。
たった2,500字の原稿でしたが、書き甲斐がありました。
他には、本の買い出しもし、カミさんのお買い物にもおつき合いしました。
さて、3月6日(水)に講演を聴いた石田 淳氏(社団法人 行動主義マネジメント研究所 所長)の『行動科学マネジメント入門』(ダイヤモンド社、1,400円+税)の紹介。
なお、講演とその後のことは、次のブログをご参照ください。
面白いですよ。
3月7日付けブログ 行動科学マネジメント研修の後にランチェスター戦略の個人レクチャー
著者によれば、
「行動科学マネジメント」は、人のやる気や態度や性格など、曖昧でバイアスのかかりやすい要素に頼ることなく、行動に着目する科学的な手法
で
すべての結果は行動の集積。この事実に基づいて、良い行動を増やし、悪い行動を減らすのが行動科学マネジメント
だそうです。
著者の本は、先に『教える技術』(かんき出版、1,400円+税)を読んでいました。
私の参考になったのは、大きく次の3つです。
1.部下を育成するヒントは次の2つの流れである。
(1)仕事のやり方を正しく理解し、正しく行動してもらう=やり方を教える
(2)その正しい行動を、正しく続け習慣化してもらう=続け方を教える
2.マネジャーの言葉は、「いつでも誰でも同じように理解できる」が大原則
3.普段からやっていることの中には、大きく分けて、「やらなければならないこと」「やったほうがいいこと」「やらないでいいこと」の3つが含まれている。
ここで著者は「劣後順位」で捨てるものを先に決め、徹底して仕事を絞り込むことを提案。
講演を聴き、行動科学マネジメントの2冊の本を読んで思ったことは、アドラー心理学の立場からビジネス界でブームの行動科学マネジメントを上回る本を出したい願望が強まりました。
それは、可能です。
<お目休めコーナー> 5月の草花(17)
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