おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(12月16日)のインターネットのニュースに
高齢者の「貧困率が高い国」 1位韓国、日本4位
というタイトルが載っていました。
日本は、19.4%(約5人に一人)、OECD加盟国のうち3位のアメリカの21.5%とほとんど差がない4位だったようです。
図は、上のとおりですが、文章が続きます。
OECD加盟国の65歳以上人口のうち、12.6%が相対的貧困層に属することが最近の調査でわかった。
相対的貧困層とは、所得がその国の世帯平均の50%に満たない集団を意味する。
統計全体では高齢の女性は男性よりも貧困状態に陥るリスクが高い。
この傾向は75歳以上のグループをそれ以下の年齢集団(66歳以上75歳未満)と比較した場合に、明らかになっている。
OECDのレポートによると、65歳以上の貧困率が最も高い国は韓国で、その割合はなんと50%にのぼる。オーストラリアとアメリカでも年金生活者の貧困率が高く、それぞれ35.5%、21.5%となっている。
一方、年金生活者の貧困率が低いのはオランダとフランスだ。
韓国では年金制度が十分に整っていないことが、高齢者の貧困率の高さにつながっていると、レポートは述べている。
これには朝から考えさせられました。
ところが夜。
私が代表を務める中小企業診断士の勉強会「マネジメント・カウンセリング懇話会」の忘年会が高高田馬場の「ローンスター・カフェ」で行われました。
ここには50歳代以上のカントリーファンが詰めかけていました。
曲に合わせて踊る人たち(多くは女性)が多数いました。
この人たちは貧困とは無関係なようです。
65歳を過ぎて貧困層に入らないようにするには、(1)若いうちから備えること、というあたりまえのこと以外に(2)生涯現役でいること、を強く感じた高田馬場での夕べでした。
(高田馬場駅周辺で)
<お目休めコーナー> 12月の花(7)