おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(12月22日)は、某女性週刊誌の記者が1時間半ほど取材に来ました。
取材内容は来年1月の中半に掲載されることになると思います。
あと数日後に大きなイベントの情報と共に(あるいは別々に)お伝えできるかもしれません。
さて、「不登校に贈る応援歌」シリーズの3回目です。
前回は、有名人の一部も不登校/引きこもりの経験者だったことをお伝えしました。
実は、私自身も高校1年生の時にプチ不登校でした。
私が高校1年生の6月に大失恋をしたのがきっかけでした。
Eさんから「私が本当に好きなのは、あなたの友人のM君です」という手紙を受け取ったのです。
M君は、私の小学校5年生からの大親友で、野球仲間。
ライバルでもあり知己で、やがて大学時代は同じアパートの2部屋を借りてほぼ同居するような無二の親友でした。
おかしなことにEさんは、グループ交際を望み、私と個別に会うことはほとんどなく、そのグループには時々M君も加わっていました。
このショックで、夜眠れなくなった私は、風邪をこじらせて急性腎炎になり、3週間入院する羽目に陥りました。
退院したのが7月10日頃。
1学期の期末試験を受けられず、残りの日数を学校に行こうと思えば行けたのですが、私は休みました。
両親が登校をせかさなかったのがありがたかったです。
その時読んだのが武者小路実篤の『友情』。
何だか自分の境遇が主人公に似ているように感じました。
それ以降、武者小路実篤の本を読みまくるようになりました。
また、ベートーヴェンの交響曲第5番『運命』が私の友。
高校時代の大半をさまざまな指揮者の演奏を聴きまくり、とうとうやることがなくなり、最初の出だしのジャジャジャジャーンの部分をストップウォッチで計り始め、トスカニーニが一番短く、ワルターが一番長いことを発見しました。
もし、高校1年生の7月、長い夏休がなければ、私は間違いなく不登校を続けていたことでしょう。
<お目休めコーナー> 12月の花(13)