アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(2月10日)は、食品会社の19人の管理職を対象にした2泊3日の研修の3日目を行っていました。

研修の柱として「勇気」を中心として「人間力」「影響力」「変革力」「戦略力」の5つのキーワードをもとに展開しました。

 

私は、中小企業診断士でもありますから、この手の研修は得意です。

さて、「不登校に贈る応援歌」シリーズの第10回目。

9回目の前回は「不登校の子どもはずいぶん役に立っていてくれていると考えられるのだし、また、そのように貢献の機会を少しでも提供する必要があります」と書きました。

今回は、貢献を経済的にも確認する「パート従事作戦」を紹介します。

私は、中学校を卒業している不登校の子どもは、かなりパートを勧めていました。

ヒューマン・ギルドを始める前に働いていた不登校、非行などの子どもたちの支援施設では、彼らをまとめて建築会社に短期間働きに行かせていたこともあります。

ヒューマン・ギルドを立ち上げてからも、K君という不登校の子どもがヒューマン・ギルドに通って来られるようになってしばらくしてから、カラオケ・レストランパブの「加留亜」の亜希子ママに頼んで、最初はお客さんとあまり接することがない厨房のパートから始めて、だんだん慣れて来てから配膳、カラオケの設定などをやってもらうようになりました。

だんだんとお客様とも話すようになり、また、感謝の言葉をかけられることで自分の役割意識に芽生え、貢献感、経済感覚が育つようになりました。

人によったら、パートに出られるレベルならそもそも不登校としても問題は少ないだろう、と見ることもあるでしょうが、そのことは別の機会にお伝えします。

しかし、家にいて家族とだけ接しているのと段違いの差があることはお伝えしておきます。

◆今までのシリーズの9回は次のとおりです。

12月19日 不登校に贈る応援歌(1):踊り場が必要 
12月22日 不登校に贈る応援歌(2):あの人も不登校だった!
12月23日 不登校に贈る応援歌(3):私もプチ不登校だった!
12月28日   不登校に贈る応援歌(4):そもそも不登校って?
 1月 9日  不登校に贈る応援歌(5):苦しまずに学校に行かない選択
 1月14日 不登校に贈る応援歌(6):苦しまないでできること
 1月19日 不登校に贈る応援歌(7):不登校に言及した本の紹介
 1月30日 不登校に贈る応援歌(8):「学校に行きたくない」と言われたら・・・・
 2月 2日  不登校に贈る応援歌(9):役に立っていると考えられないか?

<お目休めコーナー> 2月の花(11

 
(新江戸川公園)

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