おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(11月3日)11:00~13:00にはヒューマン・ギルドの研修室で 岡田倫さん (アドラー・カウンセラー、SMILEリーダー、ELM勇気づけトレーナー)を講師として アドラー心理学ゼミナール で
アートと私とアドラー心理学
と題する講演(実習あり)が行われました。
岡田さんは、愛情いっぱいのご家庭で単独子としてお生まれになり、子どもの頃の夢は建築家になることでした。
しかし、幼稚園の時期からは、ご本人の談では「暗黒の時代」に入り、名門私立中学校・高校へと進まれながらも、その時期の写真を捨ててしまったとのことでした。
女子美術大学で染色を専攻された岡田さんは、アートの世界と縁の薄い世界を歩み、結婚し、3人の子どもさんを授かります。
数年前に中学・高校で同級生だった 上谷実礼さん (ヒューマンハピネス株式会社 代表、産業医)の講座を受講されたことがきっかけでヒューマン・ギルドでさまざまなコースを受講されるようになりました。
その過程で周囲に振り回されていた時分に気づき、私の「四の五の言わずに」の言葉に押されて、アートや講座開催の道に進むことにされました。
講座の後半は、岡田さんが準備されたアートのツールをもとに、赤・青・黄色の3色の絵具を使ってのフィンガー・ペインティング。
テーマは「自己受容」
22人の参加者は童心に返り、キャーキャー、ワイワイ騒ぎながら楽しみました。
作品をもとにライフスタイル分析ができそうでした。
描き終わったら、各グループでシェア後、他のグループの鑑賞も。
感動に満ち、楽しさ一杯の2時間でした。
最後は、友人の 上谷実礼さん のお言葉。
厚い友情を感じました。
倫さん、このフィンガー・ペインティングにアドラー心理学を加えると、半日の面白い講座が展開できますよ。
ありがとうございました、倫さん。
◆今後のアドラー心理学ゼミナール は、次のとおり開催されます。
◆第121回は「タクシー後部座席は人間模様のパラダイス」2016年12/23(金・祝)
講師: 篠崎 広樹 氏(某社タクシー・ドライバー)
講師の篠崎さんは、小、中学校ではいじめられていた経験から、「自分と他人との違い」について興味を持っていました。
現在はタクシーのハンドルを握りつつ、日々後部座席で繰り広げられる人間模様を観察しておられます。
その結論として「人間、みんな同じだ!」と思えたことなど、お話しいただきます。
◆第122回は「アドラー心理学によるトラウマ研究」2017年1/29(日)
講師:長谷 沼紀子 氏(SMILEリーダー、ELM勇気づけトレーナー、アドラー・カウンセラー、武蔵野大学 大学院 通信教育学部在学中 )
『嫌われる勇気』(岸見一郎/古賀史健 著)では、アドラー心理学はトラウマの存在を否定している。
トラウマは本当に存在しないのだろうか・・・。その前に、ちょっと待って! トラウマってなに。
トラウマとは何かを理解し、アドラー心理学との関わりを説明していきたいと思います。
<お目休めコーナー>11月の花(3)