おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(11月17日)のブログ 11月後半~12月前半の私(岩井俊憲)の地方講演 の内容に関しては、多くの方々がフェイスブックでシェアしてくださったことを心から感謝申し上げます。
本来ならば、一人ひとりにお礼のコメントをお返ししなければならないところですが、まとめてのお礼となることをお許しください。
昨日は、日本橋(三越前)に所在するある企業に出向いて社員の方々のカウンセリングを行っていました。
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周囲は年末に入り華やかです。
火曜日も京橋に出向いて大都市、東京の中心地がきらびやかであることが目に映りました。
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しかし、私個人は少しばかり風邪を引いたり、ここしばらく体調がよくなくて、体だけでなく心も「陰」に傾いていることを感じていて、一部の人たちにはわがままを通させてもらっています。
心身が「陰」に傾いていると、周囲の環境との心の触れあい方が元気な時と違っていることを感じて面白いです。
活動をできるだけ控えるし、人と会うのも極力制限したいし、読みたい本もジャンルが変わってきます。
そんな時期に読んだ本が『静思のすすめ』(大谷徹奘著、文春新書、770円+税)。
10月31日(月)の19:00~21:00にTKP東京駅日本橋カンファレンスセンターで JTBベネフィット 主催の えらべる倶楽部 で奈良の薬師寺の大谷徹奘執事の講演
縁の見つけ方、育て方
と題する講演会を聞いてきたのがご縁です。
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実は私は1983年から1984年にかけて大谷徹奘師が20歳代の時期にちょくちょくお顔を拝見していたことを思い出しました。
当時私は、高田好胤師(薬師寺管主)の本を読みまくり、薬師寺東京別院に何度も足を運び、高田師の説法を聞きに行っていた際に、お世話役だったのが大谷師だったのです。
『静思のすすめ』には、身近に接した高田師のことにかなり紙面が割かれています。
それに加えて、仏教で幸せを定義する言葉が「身心(しんじん)安楽」で、「目に見える物の世界」である「身」と、「目に見えない世界」である「心」が安らかであることが幸せなのだと説得力を持って語られています。
アドラー心理学より前に強い関心を抱いていた仏教をもう一度基礎からひもといてみたい心境のこの頃です。
<お目休めコーナー>11月の花(13)
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