おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(4月26日)の讀賣新聞の夕刊の「よみうり寸評」に私の好きな
人間は判断力の欠如によって結婚し、忍耐力の欠如によって離婚し、記憶力の欠如によって再婚する。
が紹介されていました。
フランスの劇作家アルマン・サラクルー(1899~1989)の名言です。
民進分裂からわずか7か月で「再婚」協議に向かった民進党と希望の党が合流し「国民民主党」をおちょくった表現ですが、私はここでこの表現に出合うとは思いませんでした。
そもそもこの表現を知ったのは、1996年11月に行われた明石家さんまの記者会見を掲載した『週刊ポスト』(11月29日号)ででした。
自宅マンションから近所のマーケットに買い物に出た際に18歳年下の女性との写真を撮られた釈明記者会見でのことでした。
当時は、半同棲状態だったこの女性との関係を記者に問われて、「管理人さんとちゃう」ととぼけ、大竹しのぶさんとの離婚以来の再婚の可能性を問われたときの、明石家さんまらしい応答で記者を笑わせながら煙に巻いた一幕で「結婚は判断力の欠如、離婚は忍耐力の欠如、再婚は記憶力の欠如というやない」として使った言葉でもあります。
ところで、似たタイプのスキャンダルに出合っても明石家さんま並みのギャグが使えないほどの状態が相次いでいるのが残念でなりません。
ちなみ、結婚・離婚・再婚経験者の私は、サラクルーの言葉からすると、判断力も忍耐力も記憶力も欠如した人間ということになります。
◆幸せな結婚のための判断力も忍耐力を鍛えるワークショップ 豊かな家族を築くために のお勧め
ジョセフ・ペルグリーノ博士(モントリオール個人心理学研究所理事長、ヒューマン・ギルド最高顧問)による幸せな結婚をテーマにしたワークショップを開催します。
この講座によって私は、人は愛のタスクによって結婚し、愛と交友のタスクで結婚を充実させ、離婚時には仕事のタスクで処理し、離婚後は(お互いの子どもがいれば)交友のタスクでつき合えることを学びました。
カップルのカウンセリングにも生かせる知恵が満載の講座です。
日時:8月4(土)、5日(日)10:00~17:00
会場:ヒューマン・ギルド研修室
受講料:会員47,520円、一般54,000円(税込、テキストつき)
<お目休めコーナー>4月の花(27)
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