アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(10月25日)は、島根県浜田市の島根県浜田合同庁舎で10:00~16:00に 島根県立西部高等技術校 主催による

【アドラー心理学で学ぶ、リーダー育成】
「上司力(マネジメント心理学)」

を担当しました。


(合同庁舎からの風景)

「現代のマネジメントに欠かせない『人間性』に着目し、メンバーの心を掴む組織運営、部下育成・指導のポイントが身につきます」とのコピーになっています。

研修の中での1つの強調点は、次のスライドでした。

 

私が研修で強く訴えたのは、「恐怖から信頼へのリーダーシップのシフトチェンジ」です。

最後は、受講者一人ひとりから感想を発表していただくことができました。

そこでは、半数の人が「ダメ出しに代わるヨイ出しを心がけたい」ということでした。


さて、恐怖による訓練がまたマスコミをにぎわしています。

YOMIURI ONLINE(2018年10月25日 07時29分)には、新幹線トンネルで「風圧体感」研修…内容変更へ が踊っていました。

その一部は、こんな内容です。

JR西日本は24日、山陽新幹線のトンネル内で社員を座らせ、最高時速300キロで走行する新幹線の風圧を体感させる研修を見直すことを明らかにした。
一部の労働組合が「危険過ぎる」などと中止を申し入れていた研修で、11月からトンネル外の線路沿いの柵ごしに見る方式に変更するという。

JR西によると、研修は2016年2月から車両検査を行う社員が対象。トンネル内の上下線の間にある作業用通路(幅・深さ約1メートル)に数人がうずくまり、そばを通過する新幹線の風圧や音、振動を体感する。9月末までに計28回実施し、約230人が参加した。


JR西日本は、日勤教育 で歴史に名を残す会社です(『ウィキペディア(Wikipedia)』)。

宝塚線脱線事故(2005年4月25日にJR西日本の福知山線(JR宝塚線)塚口駅 - 尼崎駅間で発生した列車脱線事故)を誘因することになった教育です。

日勤教育の「教育」とは名ばかりで、実態は「見せしめ」や「イジメ」「スパルタ教育」などに近い、と言われていました。

JR西日本は、どうやら「恐怖」を使った教育が今でもお好きなようで、企業体質そのものが問われています。

もういい加減「恐怖」を使った教育を卒業しませんか。

ヒューマン・ギルドは、そのために「恐怖に代わる信頼の教育」を伝え続けます。

◆ヒューマン・ギルドは、法人向けにも「恐怖に代わる信頼」の研修を積極的に行っています。
ご関心のある方は こちら をご覧ください。

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