おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。
昨日(8月31日)は、「内視鏡的大腸ポリープ切除術」を受けました。
5月29日のブログ「大腸の検査(注腸検査)に耐えた日」の検査の結果、大腸に3カ所ポリープがあることが判明し、昨日、社会保険中央病院で内視鏡を使った大腸ポリープ切除に至ったのです。
準備は、前日から始まります。
消化のいい食品を食べることが奨励され、野菜、果物全般、きのこ類、海藻類、こんにゃく、豆類などは避けること、夜8時までに夕食を済ませること、をしなければなりません。
さらに、夜9時にプルセニドという下剤を2錠飲みます。
さて、当日。
朝7時からムーベンというレモン風味のポカリスエットのような味がする経口腸管洗浄剤(下の写真)2リットルを2時間以上かけて飲みます。
それにしても「ムーベン」。何語か知りませんが、「便」を連想される腸管洗浄剤です。
ただ、2時間で2リットルは、お酒と違って辛かったです。
さて、いよいよO医師による内視鏡を使った大腸ポリープ切除。
腸の動きをおだやかにする薬を混ぜた点滴を受けながら、そこにベッドに横向きに寝て、肛門から内視鏡を入れる医師任せになります。
つい肛門を閉めてしまう私。そのたびに「緩めて」と注意されます。
内視鏡が入ったら、仰向け。
事前に経験者から「痛くないですよ」と聞いてましたが、とんでもない。痛い上に違和感がありました。
テレビモニターに腸の中が映し出されます。最初は、O医師と一緒に、話をしながら私も見ていましたが、途中からそのゆとりがなくなりました。
「むずかしいところにあるなー」。胃に近い大き目のポリープについてO医師がナースに語ります。独り言のようでもあります。
「別の機会にでも」。こんな発言もありました。
同じ体験をもう1回するなんてこりごり。
O医師は、簡単な方のポリープを2つ取り去り、それからもう一度、最初のポリープに挑戦。なんとか切除に成功しました。
ナースは、難切除に関して言いました。
「O先生だからこそできたのですよ」
その間40分程度。解説書には、30分前後と書いてあったので、少々余分に時間がかかったようです。
術後は、別室でしばらく点滴の終わるのを待ちながら寝ていました。
ガスが連発。漏れを心配しましたが、出るべき中身がないため風圧と音声のみ。
点滴の終わった頃、ナースがやって来て、注意事項の説明。
1週間
(1)おかゆ、うどん、豆腐、白身魚などのやわらかいものを食べること
(2)香辛料、コーヒー、紅茶、炭酸飲料などに加えてお酒も禁止
(3)運動、旅行、出張も取りやめ
2週間後に医師からポリープが良性か悪性かなどについて説明を受ける予定。
やっぱり2度とやりたくない内視鏡を使っての大腸ポリープ切除。
今日からは、通常の仕事に復帰します。
<お目休めコーナー> 萬珍楼にて・・・早くおいしいものを食べたい私