アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(4月14日)、駒沢大学深沢キャンパスで アドラー心理学の基礎と実践 ― 早期回想の理解と治療的アプローチ が開幕しました。

アーサー・J・クラーク博士(セントローレンス大学教授)とマリーナ・ブルヴシュタイン博士(アドラーユニバーシティ(大学院)教授)を招いての講座で、ヒューマン・ギルド、日本アドラー心理学協会、日本臨床・教育アドラー心理学研究会の共催企画です。

9:00には主催組織の面々と駒沢大学の八巻 秀教授とそのゼミの大学院生が揃って、準備に入りました。

マリーナ・ブルヴシュタイン博士は、入場するとすぐに私にご本人の編集された翻訳書”Found in Translation"をプレゼントだと言って渡してくれました。
この本のことは、後日紹介しますね。


(左は 梶野 真さん

アーサー・J・クラーク博士(セントローレンス大学教授)は、とても気さくな方で、50年前にUSアーミーとして韓国に駐留し、その際、日本にも滞在したことがあると語っていました。

ところで、当日の参加者は57名(駒沢大学の院生を含む)。

ご存じの埴原由美さんを通訳をして幕を明けました。

この後のことは明日のお楽しみ。

<お目休めコーナー>4月の花(15)

人気ブログランキングへ 
(クリックして勇気づけを)

 



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(4月13日)も重版のご連絡が入りました。

株式会社秀和システム 編集本部 第1編集局の森 千草さんから『イライラしないママになれる本』(野口勢津子著、岩井俊憲監修)の増刷12,000部(第11刷)、累計刷り部数は30,200部のご連絡でした。

イライラしないママになれる本
子育てがラクになるアドラーの教え
野口勢津子著、岩井 俊憲監修
秀和システム

書店さんへのキャンペーン用アイテムの一つとして販促したところ、たくさんの注文が入ったのと、キャンペーンに合わせて、地方紙を中心に広告も打ったためのようです。

それにしても12,000部の重版というのは、私のかかわる本では『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』(日本能率協会マネジメントセンター)や『悩みが消える「勇気」の心理学 アドラー心理学超入門』(永藤かおる著、岩井俊憲監修、1,300円+税)に続くものです。

マンガでやさしくわかるアドラー心理学
岩井俊憲著,星井 博文シナリオ制作,
深森あき作画
日本能率協会マネジメントセンター
悩みが消える「勇気」の心理学  アドラー超入門
永藤かおる著、岩井俊憲監修
ディスカヴァー・トゥエンティワン

このご時世、初版でも12,000部を出す出版社はあまりなく、重版ではなおさらです。

さて、久しぶりの本の紹介です。

『ミッションからはじめよう! 』(並木 裕太著、ディスカヴァー・トゥエンティワン、1,500円+税)

ミッションからはじめよう!
並木 裕太
ディスカヴァー・トゥエンティワン

一流コンサルタントによる経営の本ではありますが、仕事、プロジェクトの進め方がわかるようになる本でもあります。

「ミッションから始める → 整理する(ロジック) → 伝える(プレゼン) → 実行する(スタート) → 維持継続する(リアライズ) → 成果を出す」

この変革のプロセスが身につけらるのがこの本の特徴です。

舞台は、航空会社 All Japan Airways。
主人公は、国立女子大学卒業入社4年目にして、なぜか経営企画室に配属された現代っ娘、大空翔子。

女性主人公のストーリーにいつのまにか著者もコンサルタントとして登場する展開に発展し、「どんなに美しい戦略でも実施されなきゃゴミ」とまで言い切る本書は、あくまで実行すること、成果を出すことにこだわります。

実際のビジネスの場面で大事なことは、分析することでも整理することでもなく、「実行」することだからと捉えているからです。

実行する過程の中で大切なのが、自分たち(会社、自部門、もしくはその時のプロジェクト)の目指す姿や提供する価値を定義したもので、すべての判断基準となるのが「ミッション」。

思わぬ困難があったとしても、変わらぬモチベーションを持ち続けられるようになる「ミッション」を、この本では、なぜ、それを実行するのかというそもそもの志、使命として伝えてくれます。

 正しいミッションの作り方を身に付けて、自分の会社で、お店で、そして自分自身の人生においても、実際に私たちが描き、巻き込み、実行し、成果を出す「ミッション・ピープル」になれそうにガイドしてくれる本です。

スト―リーで楽しめて、「レクチャータイム」で経営の基本的な理論が深まり、途中でやめるのが困難な本でもあります。

一度読んだらもう一度読みたくなり、特定のプロジェクトで学んだことを活用したくなります。 

<お目休めコーナー>4月の花(14)

人気ブログランキングへ 
(クリックして勇気づけを)



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(4月12日)は、青春出版社から『男と女のアドラー心理学』(1,400円+税)の韓国版が6冊届きました。

かなり早い段階から翻訳・出版の話があり、いよいよ刊行です。

図柄がかなりユニークです。


11:00から45分ほどは、あるWEB版の情報誌から取材を受けました。

タイトルは「お金持ちになる人の心の構え方」

私は、お金持ちではありませんが、「お金持ちになる人の心の構え方」なら解説できそうで、関連スライドをあらかじめお送りしていて、そのエッセンスを次の5つにまとめてお伝えしました。

(1)「お金」を目的にしていない(お金はあくまでも目的に叶った行動の成果)。
(2)言葉とイメージと行動をすでに実現したかのようにフル活用している。
(3)「楽観主義者である。
(4)感謝名人である。
(5)与える(give)する人である。

いわゆる1億円とか3,000万円とか金額を目指すのではなく、目的に伴う心構えと行動をしているうちに心が豊かになり、それに伴って経済的に豊かになる秘訣をお伝えしました。

面白い内容になりそうなので、公開可能になったらお伝えしますね。


夜は、DVD『「ほめない、叱らない アドラー心理学式マネジメント」』ゆかりの人たちとの宴。

写真左の 王 東順さん は、DVD(『ビッグインタビューズ』」として Visionet(ビジョネット)にラインアップ)の撮影ディレクター。

フジテレビョン在職中の1970年代の半ばからプロデューサーとして『クイズ・ドレミファドン!』や『なるほど!ザ・ワールド』を始め数多くの番組を手がけた、テレビ界の伝説上の人物です。
それでいながらおごったところがないのが魅力です。

王さんに「どんな時に一番充実感を覚えますか?」とお尋ねしたら「ビデオの仕事をしている時」とお答えになりました。

中央は、 小島俊一さん (中小企業診断士)。

このDVDのご縁を繋いでくださった方で、明屋書店の前社長。

明屋書店再生の物語は「企業再生ノウハウと発想のすべてを明かす地方企業再生ドラマ」として『崖っぷち社員たちの逆襲ーお金と客を引き寄せる革命 ──「セレンディップ思考」』 (WAVE出版、1,500円+税)で『週刊ダイヤモンド』地方「元気」企業ランキング1位を獲得しています。

崖っぷち社員たちの逆襲
-お金と客を引き寄せる革命
──「セレンディップ思考」-
小島 俊一
WAVE出版

小島さんは、20年近く前から中小企業診断士の仲間として「マネジメント・カウンセリング」に関わり、アドラー心理学ベーシック・コース なども受講されています。

明屋書店社長退任後の現在は、中小企業診断士としてコンサル、講演などで引く手あまたです。

◆ところで、肝心のDVD『「ほめない、叱らない アドラー心理学式マネジメント」』、ヒューマン・ギルドで40本近くが売れています。

 

DVDの内容の詳細は こちら をご覧ください。

途中の映像は、こんなふうです。

 

ご覧になったヒューマン・ギルドの関係者は、次のようにブログで紹介してくださっています。

長谷 静香さん伝える立場の方は必見!岩井俊憲先生のDVD「ほめない、叱らない アドラー心理学式マネジメント」

奥津陽子さん勇気づけはテクニックではない

松丸 飛鳥さん念願のDVDゲット

ありがとうございます。

* ヒューマン・ギルドでは、DVD『「ほめない、叱らない アドラー心理学式マネジメント」』9,800円(税込み) 送料別 500円のところを特別に9,000円(税・送料込み、スクリプト付き)で販売しております。
ご注文は「書籍・DVD紹介」のところから。

<お目休めコーナー>4月の花(13)

人気ブログランキングへ 
(クリックして勇気づけを)



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(4月11日)もまた1日をたっぷりエンジョイできました。

出社後すぐ、4月14日(土)を皮切りに、東京2会場と福岡でヒューマン・ギルド、日本アドラー心理学協会、日本臨床・教育アドラー心理学研究会の共催で、2人の米国人アドラー心理学者を招いて行われるワークショップの打ち合わせをし、印刷・製本作業に入りました。

11:00には、テキストの翻訳をご担当いただいた 水野美津子さん がお手伝いに来てくださいました。

水野さんとは、その後に個別の打ち合わせをし、2人の講師とそれぞれのパートナーのお世話役に関して確認もし、その後に 梶野 真さん(一般社団法人日本アドラー心理学協会 代表理事)を迎えて、最後の会議をしました。


(2つのワークショップのテキストを手にする2人)

◆4月14日、15日(土日)を皮切りに3か所で行う「アドラー心理学の基礎と実践 ― 早期回想の理解と治療的アプローチ」「アドラー心理学とメタファー」は今からでも受け入れが可能です。

講師陣:アーサー・J・クラーク博士(セントローレンス大学教授)/マリーナ・ブルヴシュタイン博士(アドラーユニバーシティ(大学院)教授)(通訳:東京・埴原由美さん、福岡・渋田 陽子さん)

受講料は、2日間コースが38,000円、1日コースが25,000円とかなり割安です(税込、資料付)。

(1)4月14日、15日(土日)東京(駒沢大学深沢キャンパス) アドラー心理学の基礎と実践 ― 早期回想の理解と治療的アプローチ

(2)4月18日(水)東京(ヒューマン・ギルド) アドラー心理学とメタファー

(3)4月21日、22日(土日)福岡(リファレンス大博多ビル1103会議室) アドラー心理学の基礎と実践 ― 早期回想の理解と治療的アプローチ

(注)講義時間は、それぞれ10:00~17:00です。


お昼ごろにはオフィスに 日本医療企画 から『看護師のためのアドラー心理学』(長谷静香さんとの共著、1,500円+税)の第4刷の著者献呈用に他に 近刊の本 として「看護師シリーズ」の『看護師のためのドラッカー入門』、『看護師のための松陰流人材育成術』、『看護師のための論語』の贈呈を受けました。

以前にいただいている『看護師のための般若心経』も含めて私は今後、「看護師シリーズ」の読書に励むことになりそうで、読書の楽しみが増えそうです。

 日本医療企画 さん、ありがとうございました。


夕方は、梶野さん、水野さんとの会議を終えて銀座のフェニックスプラザ(紙パルプ会館内)に向かいました。

ここでは、1968年の創設以来50年以上もの間、企業や一般市民の方々に人間教育、生涯学習の場を提供している ザ・シチズンズ・カレッジ (TCC)の講演会が開かれます。

昨日の講師は、倉貫 義人さん(株式会社 ソニックガーデン代表取締役社長)。

講演のタイトルは 「業務改革の先に見える働き方改革ー新しいビジネスモデルのモノ・コト・カタチ」

ご招待を受けていた私は、一番前の席に陣取りました。

5月16日(水)に行う私の講演も資料には載っていました(上の写真右)。

オフィスのない会社の経営を行う倉貫さんは、40代前半でしょうか、ぶったまげるような経営をされています。

通勤なし、勤怠報告なし、上司による指示・命令なし、承認案件なしの全員がテレワークの35人の会社なのです。

内容を逐一書いていたら膨大な内容になるので、このくらいにしますが、講義中に”Software is eating the world.”というマークアンドリーセンの言葉をいただいただけでも、未来へのヒントが得られました。

講演後は、坂本事務局長のご配慮で名刺交換もさせていただき、来月の私の担当に向けて心の準備が整いました。

ちなみに、私の担当は次のようです。
是非お申し込みを!

タイトル:意識改革に役立つアドラー心理学の勇気づけ ― 働き方改革に繋がるマインドとスキル
日時:5月16日(水)18:45~20:30(会場18:15)
場所:銀座フェニックスプラザ
チケット:3,000円
申し込み:http://www.tcc-tokyo.jp/chair/profile/5337dd8e77

<お目休めコーナー>4月の花(12)

人気ブログランキングへ 
(クリックして勇気づけを)



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(4月10日)は、実はヒューマン・ギルドの設立33周年記念日でした。

思い出せば、1985年4月10日を設立の日として、新宿区山吹町のビルの5階に約30坪のフロアの事務所兼研修室を構えたのでした。

遠くは岡山、大阪の、40人の不登校の親たちをメインの株主とし資本金1,300万円の有限会社として設立されたのでした。

最大時は50人に株主がいたこともありますが、現在では12人ほどに絞られています。

こうして丸33年を生き延びて来れたのは奇跡のような感じがしますが、これも数多くの受講者、会員、研修をご依頼くださる法人様などと、最高顧問のペルグリーノ博士、優秀な社員のお陰です。

本当にありがとうございます。

自分は本当に恵まれている人間だな、と感謝の気持ちで一杯です。

設立34年目になる2018年度も順調な滑り出しを示していることをご報告申し上げます。


さて、昨日の讀賣新聞に『PHPくらしラク~る♪』5月号の広告が掲載されていました。

『「イヤな気持ち」は捨てられる!』の中でカミさん(岩井美弥子)のインタビュー内容が

“アドラー式”家計管理でお金の不安に バイバイ

のタイトルで6ページにわたって掲載されています。

お買い求めの方数人からご連絡をいただきました。

広告の一番左の『PHPのびのび子育て』の7月号(6月発売)の「運命を大きく左右するお母さんの『口ぐせ』で子どもは変わる!」特集では、私のインタビュー記事が掲載されることになっています。

原稿の内容をすでにチェックしていますが、インタビュアーの方が抜群に資質が高く、いい記事になっています。

近づいたらお知らせしますね。


さて、昨日の讀賣新聞の第1面には「ハリル氏と選手 信頼薄れた」という見出しが踊っていました。

6月14日からロシアで始まるサッカー・ワールドカップに出場する日本代表監督が2か月前のこの時期に解任されるのは異例のことです。

9日に都内で記者会見をおこなった田嶋幸三日本サッカー協会会長はマリ、ウクライナとの強化試合で1分け1敗だった3月の欧州演習で「選手とのコミュニケーションや信頼が薄れてきた」ことを理由に挙げていました。

私はサッカーには疎い人間ですが、ワールドカップ2か月前の解任に驚きました。

おそらく協会の前に選手たちのからの信頼の欠如が強まっていたのでしょうが、「信頼が薄れる」と、こういうことになることを学びました。

「信頼」と言えば、4月6日(金)の某球団での新人対象の研修に同席していたコーチからの質問で「『課題の分離』で選手と接しようとするが、これだと指導にならないが」という、『嫌われる勇気』(ダイヤモンド社)をもとにした質問についてはお伝えしていましたが、より丁寧な回答のポイントは次のようでした。

1.「課題の分離」は、もともとヒューマン・ギルドで開発した「愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)」初出の親子間の協力のための手続きで、過保護・過干渉の子育てから自立心と責任感を重んじる子育てに転換させる技法であること

2.『嫌われる勇気』では、自分のことを他者が嫌うかどうかは他者の課題であって、自分でどうにかできることではない。これを他者の課題として自分の課題から切り離すことを提唱したこと

3.アドラー心理学の立場から選手とコーチの望ましい関係の4条件は、次のとおりであること
(1)相互尊敬
(2)相互信頼
(3)目標の一致
(4)協力

まとめして、2013年から2015年まで北海道日本ハムファイターズの一軍ヘッドコーチを務めた 阿井英二郎氏 のケースを引きながら、阿井氏が信頼の態度を示しながら「選手との面談を通じて目標の設定や共有を図ったり、選手への声掛けを重ねながら選手の変化の把握に努めたりした」(Wikipedia)ケースを取り上げてお話ししたら、イケメンの育成担当コーチは、「選手との間は、やはり信頼が一番大切なんですね」と、大いに納得してくれました。

野球ネタなら強い私でした。

<お目休めコーナー>4月の花(11)

人気ブログランキングへ 
(クリックして勇気づけを)



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

今日(4月10日)は3つも話題のご提供です。

1.本日(4月10日)発売の『PHPくらしラク~る♪』5月号(2018年4月10日発売)で『「イヤな気持ち」は捨てられる!』の中でカミさん(岩井美弥子)のインタビュー内容が

“アドラー式”家計管理でお金の不安に バイバイ

のタイトルで6ページにわたって掲載されています。

『PHPくらしラク~る♪』 は全国の書店・コンビニエンスストアを中心に発売されている40代の主婦がメイン読者の生活実用情報誌です。

税込価格360円の小冊子です。
是非お買い求めください。

キッカケは『お金の不安が消えるアドラー流家計管理』(岩井美弥子著、1,200円+税)でした。

お金の不安が消える
アドラー流家計管理
岩井美弥子
キノブックス

2.昨日の16:30ごろ大和書房の編集者の 高橋 千春さん がご来社。

『人間関係が楽になるアドラーの教え』の文庫本の著者校正用のゲラをお持ちくださいました。

3万人の読者に愛されているこの本がいよいよ6月上旬にだいわ文庫の一員としてデビューすることになったのです。

人間関係が楽になるアドラーの教え
岩井 俊憲
大和書房

より多くの読者に届くのが楽しみです。


3.3月30日に 独立行政法人 国立青少年教育振興機構

高校生の心と体の健康に関する意識調査報告書〔概要〕 ―日本・米国・中国・韓国の比較―

を発表しました。

私は毎回、この調査を見逃さないのですが、マスコミでは、女子高生「太ってる」52% 体形満足、米中韓より低く(産経ニュース、国立青少年教育振興機構の日米中韓4カ国調査)ほか高校生が体型を気にしている側面がクローズアップされています。

日本の高校生 自己肯定感低い傾向 日米中韓で調査(NHK)4月3日 4時34分 の方を私は重視しているので、こちらをもとに「日本の高校生の低い自己肯定感」を紹介します。



調査の概要では、日本の高校生の主な特徴として次の6点にまとめられています。

●運動系のクラブや野外活動への参加は低調である
●食生活は健康的である
●就寝時間が遅い
●体型への不満が高い
●日常的な心情や感情は比較的安定している
●自己肯定感が低い

特に「自己肯定感が低い」についてのまとめでは

日本の高校生は、「私は価値のある人間だと思う」「私はいまの自分に満足している」などの自己肯定的な項目に対する評価が米中韓に比べて低く、しかもその差が大きい(P13、図24)。しかし、7年前に比べると、改善している(P21、図40~43)。

と書かれていますが、「私は価値のある人間だと思う」の回答が米国、中国、韓国の高校生のほぼ80%がイエスであるのに対して日本の高校生が44.9%でしかないことが気になりました。 

勇気くじきに代わる勇気づけの教育がまだまだ必要なようです。

<お目休めコーナー>4月の花(10)

人気ブログランキングへ 
(クリックして勇気づけを)

 



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(4月8日)の11:00~13:00は、今までの最大級の43人の受講者を迎えて アドラー心理学ゼミナール が開催されました。

講師は 長谷静香さん HPブログ、勇気のしずく代表、看護師・保育士)。

昨年10月上旬発売の『看護師のためのアドラー心理学』(岩井俊憲との共著、日本医療企画、1,500円+税)がこのたび早くも第4刷を迎える幸運に恵まれている人です。

看護師のためのアドラー心理学
人間関係を変える、心に勇気のひとしずく
(看護師のしごととくらしを豊かにする)
岩井 俊憲,長谷 静香
日本医療企画

時々3人一組の討議を交えながら進める講演のタイトルは

ひとりで頑張らない!笑顔とご縁とイメージで夢をどんどん叶えるコツ

小学校6年生・3年生、年長の3人娘のママである自己紹介に続いて、幼少期から今日までの長谷さんを支えている精神が「even if(たとえ~としても)」であることから始まり、最後も「続けること!」「目標と希望を持って歩き続けること」を添えながらこの言葉で終えました。

なお、サービス精神を発揮して長谷さんのお話しの重要なポイントをお伝えしておきます。

夢をどんどん叶える ♡ 5つのコツ
1. 笑顔でハートをキャッチ! 出会った人とのご縁を丁寧に紡ぐ  「懐飛び込み大作戦」
2. 自分ファースト。ビビビとワクワクを大事にする。
3.不完全な自分を信じ、他者を信じ、流れに身を委ねる。
4. なりたい自分をありありとイメージ! 書いて貼って言葉に出して行動する!
5.楽しく与え、豊かに受け取る。

夢がない、わからないとき
1.自分の「嫌い」を外していく。
2.小さな「好き」のかけらが見えてく。
3.置かれた場所でしずくを落とす。

From Now On 今ここから あなただけの小さな一歩 の部分では、隣に座っていたカミさんと近未来のことについて語り合うことができました。

◆長谷さんは、4月24日(火) 13:30~16:00に都内で「医療・介護の現場におけるアドラー心理学」のタイトルのご講演をなさいます。
詳細は こちら から

なお、私なりのコメントでは、長谷さんが「感謝・感激の人」であることをお伝えしました。

最後の私の挨拶では、来月にヒューマン・ギルドで講演をされるお2人の方のご紹介もさせていただきました。

(1)5月6日(日)11:00~13:00 アドラー心理学ゼミナール ご担当の 長谷 希歩(ながたにきほ)さん(SMILEリーダー、ELM勇気づけトレーナー)

タイトル:元CAが伝えるおもてなしのマインドとスキル
講師:※講師からの内容説明※
 ANAの国際線を中心に、10年以上客室乗務員としてフライト業務を担当しておりました。
「おもてなし」とは単に技術だけでいいのでしょうか?
 スキルだけでなくマインドの重要性を含めてお話しさせて頂きます。
「選ばれるエアライン」での乗務経験と、アドラー心理学と潜在意識の学びを通し日常生活ですぐに活かせる「おもてなし」のコツをご紹介します。
受講料:2,160円(税込) 当日会場でお支払いください。

(2)5月14日(月)18:30~20:00の特別講座(マネジメント・カウンセリング研究会主催)ご担当の 番澤清美さん (キャリアカウンセラー、メンタルコーチ、流通経済大学 兼任講師)



タイトル:最新の脳科学を活用した脳トレ ― 企業も人も幸せに輝く秘訣
内 容:最新の脳科学研究により、人生を幸せで豊かにする脳の開花の方法が明らかになってきました。人の脳は、筋トレのようにトレーニングすることで開花します。何歳から始めても、鍛えることができます。こうした脳科学の成果を活用した脳トレ朝礼を行っている講師が、自ら体験したストーリーを紐解きながら、企業も人も幸せに輝く秘訣に迫っていきます。
受講料:500円(税込、マネジメント・カウンセリング研究会から講師料が出るための超特別価格)
※講演終了後、有志で懇親会を行います。

<お目休めコーナー>4月の花(9)

人気ブログランキングへ 
(クリックして勇気づけを)



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(4月7日)は仕事がオフの日。

カミさんと上野公園に出かけました。

残る桜はわずかでしたが、花見客がたくさんいました。


(上野の清水観音堂から弁天堂を望む)

主目的は、花見でなく東京都美術館で開かれている第68回モダンアート展でした。

ヒューマン・ギルドの 会員浅田洋二さん がモダンアートの会員として作品を出展していらっしゃるからです。

ご本人はいらっしゃらなかったですが、ご招待をいただいていたので、このところ毎回のようにカミさんと出向いています。


ところで、カミさんと言えば、『PHPくらしラク~る♪』5月号(2018年4月10日発売)で『「イヤな気持ち」は捨てられる!』の中で

“アドラー式”家計管理でお金の不安に バイバイ

のタイトルでインタビュー内容が6ページにわたって掲載されます。

『PHPくらしラク~る♪』 は全国の書店・コンビニエンスストアを中心に発売されている40代の主婦がメイン読者の生活実用情報誌です。
税込価格360円 (本体価格333円)

『PHPくらしラク~る♪』 のホームページでは4月9日まで4月号が掲載されます。

キッカケとなったのは『お金の不安が消えるアドラー流家計管理』(岩井美弥子著、1,200円+税)でした。

お金の不安が消える
アドラー流家計管理
岩井美弥子
キノブックス


さて、これからが今日のメインです。

4月5日 に続いて「忖度(そんたく)と惻隠(そくいん)」シリーズの2回目です。

「他人の心中をおしはかること」(『広辞苑』)を意味する「忖度」が外国人には理解不可能であることが ダイヤモンド・オンライン (18/4/6号)に

“忖度”を理解できなかった外国人が腑に落ちた「説明」とは【鈴木貴博】2018.4.6

と書かれていますので、ご参照ください。

要するに「イエスマン」というのが悲しいところです。

諸外国と日本との間の文化的な大きな違いとして「High Contents / Low Contextの諸外国」と「High Context /  Low Contentsの日本」の対比がよく言われます(下のスライド参照)。



これはどういうことかと言うと、欧米だけでなく中国や韓国などの諸外国は、言葉で表現する内容を重んじ、その雰囲気を醸し出す状況とか背景は軽んじられる「主張する文化」です。

1つの例を挙げます。

アメリカのあるご家庭にホームステイしていたある方が、久しぶりにその家に電話しました。

10歳のビルが電話に出ました。

「あ、ビル、久しぶりだね」から始まってしばらくしてから「ところで、ママはいる?」と尋ねると「いるよ」と答えました。

ところが、なかなか電話を代わらず会話が続きます。

また、「ママはいる?」と尋ねても、「いる」との答えが返り、電話を代わろうとしません。

「ママはいる?」との質問は、あくまでママが家にいるかどうかの質問であり、電話を代わってほしいという意思表示とはみなされません。

日本では、「ママはいる?」と尋ねられると、100%近い人がいる場合は「ママに代わるね」と言って、そのようにします。

日本では、多くの家庭や学校で「気を利かせる」ことを訓練されます。

「言わずもがな」とか「言わぬが花」というような言葉があるように「察する文化」が奨励されるのです。
その結果忖度の度が過ぎるようになることもあります。

欧米諸国だけでなく韓国もまた、「主張する文化」の国です。

日韓併合100年に当たる2010年に当時の菅直人首相が韓国の李明博大統領(当時)に引き渡しを表明し、実行に移された朝鮮儀軌を巡ってこんなギャップが生まれました。

日本側は、韓国に感謝され好意を持ってもらおうとしていたのですが、韓国側は感謝するどころかもっと返却しろと要求してくるようになったのです。

日本人同士なら「忖度」で通じ合うか、忖度に対して惻隠の情で報いることもあるのですが「High Contents / Low Context」文化の中で生まれ育っている人には、通用しないことを知っておかなければありません。

<お目休めコーナー>4月の花(8)

人気ブログランキングへ 
(クリックして勇気づけを)



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(4月6日)は、私のところにさまざまな情報が入ってきました。

夕方の体験も含めて昨日の3つのことをお伝えします。

1.『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』重版決定、31刷に

昨日のブログのタイトルは「爛漫の春となるか?」で、『人生が大きく変わるアドラー心理学入門』と『看護師のためのアドラー心理学』の重版のご連絡をしたばかりなのに、今日はもう1つの重版のお知らせです。

私の関わった本では一番売れている『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』(日本能率協会マネジメントセンター、1,500円+税)の重版決定のご連絡が入りました。
2014年7月の発刊以来31刷に達します。

マンガでやさしくわかるアドラー心理学

岩井俊憲著,星井 博文シナリオ制作,
深森あき作画

日本能率協会マネジメントセンター


2.会員守屋秀勝さん がTBS今夜22時~23時30分放送の『7daysニュースキャスター』に出演

今週は、菊池桃子さんに対する元タクシー運転手のストーカー事件がマスコミをにぎわしていました。

今夜の22時~23時30分放送の『7daysニュースキャスター』に会員守屋秀勝さん (ストーカー加害者の支援団体「ストーカー・リカバリーサポート」代表)がVTR出演され、ストーカー加害者の心理状態についてコメントが放映される予定です。

『日刊スポーツ』でも「菊池桃子ストーカー『報復可能性も』識者が心理分析」[2018年4月3日22時40分]として守屋さんの取材内容が掲載されていて、この記事がTBSの目に止まったのがキッカケのようです。

記事のには一部こんなふうに書かれています。

ストーカー加害者の支援団体「ストーカー・リカバリーサポート」代表の守屋秀勝さん(52)は、「釈放後、菊池さんが報復を受ける可能性もある」として、加害者の更正支援の必要性を訴えた。

実は、守屋さんも元ストーカー加害者。・・・(途中略)・・・救ったのは、アドラー心理学の「目的論」について書かれた本。
「これを読んで、自分の行動をバカバカしく感じた。
もしその本に出会っていなければ、本当に人を殺してしまっていたと思うんです」と明かす。


ちなみに、守屋さんの出会った本というのは、『人生が大きく変わるアドラー心理学入門』(かんき出版)、『自分を勇気づける アドラー心理学7つの知恵』(ベストセラーズ)、『働く人のためのアドラー心理学 「もう疲れたよ…」にきく8つの習慣』(朝日文庫)などの私の本です。

人生が大きく変わる アドラー心理学入門
岩井 俊憲
かんき出版

守屋さんは今日から4日間、大阪で  アドラー心理学ベーシック・コース を受講されます。

私は2週間後、後半部分を担当します。

3.プロ野球某球団の新人選手研修

昨日の午後は、目次 心さんとプロ野球某球団の新人選手研修に出かけました。

寮の食堂に16:30に集まった新人選手15人の他に球団本部の幹部やコーチを対象に

感情のコントロール法

をメイン・テーマに、「やる気の高め方」をサブ・テーマとして1時間半の研修を行ってきました。

感情を抑えきれなかった杉内俊哉選手の2004年6月1日の対ロッテ戦での両手の小指付け根を骨折した事件、田中将大投手の斎藤佑樹選手に対する劣等感の物語、イチロー選手の現役にこだわる目的などプロ野球選手のエピソードを交えつつ3人単位の討議を入れながら進めたので、選手たちは練習の疲れを見せることなく受講してくれました。

近くにやんちゃっぽい選手もいたりして、みんな可愛い印象でした。

質疑応答の時間は、選手からの質問がない代わりに、講義をさかんにメモしながら聴いてくださっていた球団職員とコーチから質問が入りました。

1つは「アドラー心理学ではトラウマは存在しないと言っているが本当か?」、もう1つは「『課題の分離』で選手と接しようとするが、これだと指導にならないが」という、共に『嫌われる勇気』(ダイヤモンド社)をもとにした質問でした。

私は「トラウマは存在しない」というのは、岸見一郎さんの個人的な見解であってアドラー心理学の定説ではないこと、「課題の分離」は本来、信頼をベースとした協力に至るための手続きだと回答し、大いに納得していただきました。

アドラー心理学がプロ野球の世界採り入れられることは、将来のことを考えるととても充実感があります。

<お目休めコーナー>4月の花(7)

人気ブログランキングへ 
(クリックして勇気づけを)



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(4月5日)は、池田 亜紗さん とイタリアンのお店でランチを楽しみました。

池田さんは、国際基督教大学大学院博士課程に在籍し、社会心理学を専攻している方で、ヒューマン・ギルドの家族会員
です。

大学卒業後にメガバンクなどにお勤めの時期に  アドラー心理学ベーシック・コース と 愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE) を受講され、それがキッカケとなり大学院に進まれました。

修士論文に書かれた「健康な依存」の話や「依存と愛着の違い」などをお聞きし、大変勉強になりました。


夕方から夜にかけて重版情報が相次ぎました。

その1:株式会社かんき出版の常務取締役の山下 津雅子さんから『人生が大きく変わるアドラー心理学入門』の重版連絡が入りました。
第13刷になり、私の単著としてはトップです。

人生が大きく変わる アドラー心理学入門
岩井 俊憲
かんき出版

その2:株式会社 日本医療企画の編集ご担当の江島 久さんから『看護師のためのアドラー心理学』(長谷静香さんとの共著)の重版連絡がありました。

看護師のためのアドラー心理学
人間関係を変える、心に勇気のひとしずく
(看護師のしごととくらしを豊かにする)
岩井 俊憲,長谷 静香
日本医療企画

昨年の10月初旬の発売ですから、半年で4刷は、かなりの勢いです。

長谷 静香さん には、4月8日(日)11:00~13:00開催の アドラー心理学ゼミナール にご登壇いただき、「ひとりで頑張らない!笑顔とご縁とイメージで夢をどんどん叶えるコツ」のタイトルのご講演をお願いしております。

講師の長谷さんからの内容説明は次のとおりです。

小さな頃から頑張り屋の私。困難や劣等感をバネに「even if」の精神で生きてきました。
しかし、アドラー心理学と潜在意識に出会って、ゆるっと6割主義に。
アドラー心理学は知らないけれどアドラー流だったわが家の雰囲気、両親の教え、一番大事だと思っている「人とのご縁」のことなどを踏まえ、夢を叶えるコツをお話ししたいと思います。

(注)ホームページでは「満員御礼」となっていますが、あと2~3人は受け入れ可能です。


最後に、昨夕のメルマガでもお伝えしましたが、
今月4月14日(土)を皮切りに、東京2会場と福岡でヒューマン・ギルドと日本アドラー心理学協会、日本臨床・教育アドラー心理学研究会の共催で、2人の米国人アドラー心理学者を招いて行われるワークショップについてのお知らせです。

すでにお申し込みの方々がたくさんいらっしゃいますが、「アドラー心理学の基礎と実践 ― 早期回想の理解と治療的アプローチ」は、東京、福岡それぞれあと10数名のお申し込みが可能です。「アドラー心理学とメタファー」は、キャンセルが出ましたので、若干名受け入れが可能になりました。

講師陣:アーサー・J・クラーク博士(セントローレンス大学教授)/マリーナ・ブルヴシュタイン博士(アドラーユニバーシティ(大学院)教授)(通訳:東京・埴原由美さん、福岡・渋田 陽子さん)

受講料は、2日間コースが38,000円、1日コースが25,000円とかなり割安です(税込、資料付)

(1)4月14日、15日(土日)東京(駒沢大学深沢キャンパス) アドラー心理学の基礎と実践 ― 早期回想の理解と治療的アプローチ

(2)4月18日(水)東京(ヒューマン・ギルド) アドラー心理学とメタファー

(3)4月21日、22日(土日)福岡(リファレンス大博多ビル1103会議室) アドラー心理学の基礎と実践 ― 早期回想の理解と治療的アプローチ

(注)講義時間は、それぞれ10:00~17:00です。

ところで、4月14日、15日(土日)東京(駒沢大学深沢キャンパス)開催の「アドラー心理学の基礎と実践 ― 早期回想の理解と治療的アプローチ」の初日の講座後の懇親会にご参加のおつもりの方々へのお願いです。
大学内の会場で@5,000円で開催予定ですが、正式なお返事をいただけていない方が多く、参加人数の目安がつかず困っています。

参加のおつもりの方は、前もって info@hgld.co.jp にご連絡ください(当日の参加は原則受け付けません)。

<お目休めコーナー>4月の花(6)

人気ブログランキングへ 
(クリックして勇気づけを)



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

4月1日(日)の新報道2001(フジテレビ系列)に出演していた藤原正彦氏(数学者、『国家の品格』の著者)が下の立場の人間(官僚)は上の立ち場の人間(政治家)に「忖度(そんたく)」をするのは当然であるが、その代わりに上の立場の人間(政治家)は下の立場の人間(官僚)に対して「弱者に対する涙」に相当する惻隠(そくいん)の心を持っていなければならないのに、その心を持っていないことが現在の日本人の失ったものの1つである、というようなことを言っていました。

世間では、森友学園問題に端を発して財務官僚の忖度をさも悪いもののように叩く風潮がありますが、私は忖度そのものを頭から否定する立場ではありません。

忖度には共感に支えられた日本文化独特の美徳があるし、相手や場に対する関心の表れでもあり、忖度がなければ「おもてなし」や顧客満足が風化してしまう危険性があります。

ある中国人観光客が日本でフレンチ・レストランに入って、ウェイターの忖度で日本を大好きになったあるエピソードを思い出します。

4人でレストランに入って料理を注文してしばらくしたら、ナイフとフォークが自分の左側にそっと置かれたのです。
他の3人は右側でした。
その方は、左利きだったのをウェイターはそっと観察して対応していたのです。
中国ではありえないことでした。

ただ、望ましくない忖度もあるし、組織内で非建設的に働く忖度もあるだろうとは思います。

ここで、藤原正彦氏が使った「忖度」と「惻隠」を『広辞苑』で調べてみましょう。

忖度・・・・他人の心中をおしはかること

惻隠・・・・いたわしく思うこと

『ジーニアス和英辞典』で「相手の気持ちを忖度する」を引いてみたら”guess how the other person feels”(「他者がどう感じるかを推測する」の意)と出てきます。

このこと自体は、良いも悪いもないはずです。

「惻隠の情」は「人をいたわしく思う心」「あわれみの気持ち」と『広辞苑』で出てきます。

もし上層部と実践部隊が組織的に連携がうまくいっているとすると、実践部隊は上層部の意を汲んで行動に移すことになり、上層部は「よくやった」とねぎらうことをします。

しかし、ここで非建設的な忖度になると、

(1)上層部からの自分たちへの評価や惻隠を求めて、もっとも大事な顧客や利害関係者の意向やコンプライアンス(法令順守等)を考慮せずに行動してしまうこと

(2)言葉による合意がないので、忖度のつもりが大きな勘違いになり、ポリシーや思惑とかけ離れた状態になること

のリスクを伴うことがあります。

今日のポイントは、忖度そのものには本来望ましい/建設的な側面もあれば、望ましくない/非建設的な側面もあるという私なりの主張でした。

次回は、日本と外国(西洋や中国・韓国)との文化のギャップを「忖度」をキーワードに考えてみることにしましょう。

<お目休めコーナー>4月の花(5)

人気ブログランキングへ 
(クリックして勇気づけを)



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

いい陽気の日々です。

何だかうきうきしてきます。

そんな昨夕(4月3日)、早稲田大学エクステンションセンター八丁堀校の「オープンカレッジ」 でご一緒した仲間たちと両国のちゃんこ巴潟 新店でちゃんこ鍋をつつきながら歓談しました。

私が担当した昨年の夏季コースと今年の冬季コースを受講した仲間たちとのアルコール付きの宴でした。

まずは、お詫びです。

きちんとした写真を撮っていませんでした。
盗み撮りのような写真でごめんなさい!

私以外の5人の人それぞれに仲間からの鋭い質問が入り、今回の芥川賞を受賞した若竹千佐子と同じオープンカレッジで学びを共にした方もいらっしゃって、芥川賞を目指す発言もありました。

5人のうちの3人は、せっかく両国の地に集まるなら、と鼠小僧次郎吉の墓や勝海舟生誕の地などを巡るミニ・ツアーを行ったり、とても精力的でした。

昨年の夏季コースと今年の冬季コースの両方を受講された方2人、どちらかが3人が集って私自身とても充実感があり、まさに「学びの共同体」を実感した3時間となりました。

それぞれのコースでランチ会を2回、そして今回の宴を組織してくださった 千葉 進さん のホストシップに感謝申し上げます。

両国駅から会場の向かう途中の桜もまだ美しさを保っていました。

<お目休めコーナー>4月の花(4)

人気ブログランキングへ 
(クリックして勇気づけを)



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

4月に入ってまるで初夏のような天気に驚かされます。


さて、今日はアドラー心理学の子育て論の中心となる考えを紹介します。

「子どもを教える最善の方法は、経験から学ばせることである(もちろん、道理にかなった範囲で)」

アルフレッド・アドラーの言葉です(『子どもの教育』)。

子どもの教育―アドラー・セレクション
Alfred Adler,岸見 一郎
アルテ

アドラー心理学では、過保護・過干渉の子育てではなく、子ども自身が体験し、そのことから学ぶことを尊重する心理学です。

その意味では、体験こそ最大の教師だと捉えています。

大人は、今までにたくさんの体験を積み重ねていますから、どんな行動をするとどんな結末を迎えるかの予測が立ちます。

そのため「計画」から入り、「実行」「点検」「是正措置」のサイクルで取り組もうとします。

しかし、経験のない子どもは、そのサイクルがわからないので、まず「実行」してみようとします。

これに対して大人は、望ましくない結果が予想されると、子どもの行動に介入しようとすることが多く、そのことにより子どもが体験からしっかりと学ぶ機会を失わせることになります。

私たち自身を振り返ってみると、人に言われてやったことよりも、結果が芳しくなくとも自ら体験したことの方が貴重な学びになっていることが多くあります。

このことは アドラー心理学ベーシック・コース の「教育に生かすアドラー心理学」でもお伝えしていますし、拙著(実質上は岩井美弥子との共著)『親と子のアドラー心理学』(キノブックス、1,300円+税)で詳しく書いています。

親と子のアドラー心理学
岩井 俊憲
キノブックス

・あなたにとって千回も体験済みのことは、子どもにとって初めてのワクワクする体験かもしれません。

・あなたにとって1万回もやって手慣れたことは、子どもにとって数少ない感動体験かもしれません。

・子どもの貴重な体験から「点検」と「是正」が行われ、「計画」する力を養うのです。

・そのことから「自立心」と「責任感」が生まれます。


◆アドラー心理学ベーシック・コースは次のようなバリエーションで学ぶ機会があります。

東京開催土日コース 5/12.13(土日).26.27(土日)、土曜13:30~19:00 日曜10:00~17:30

大阪開催土日コース 4/7.8.21.22(土日4日間)、土曜13:30~19:00 日曜9:30~17:00
(定員を超えて受け入れが可能になりました)

札幌開催土日コース 6/2.3.16.17(土日)土曜13:30~19:00 日曜9:30~17:00

新潟開催土日コース 10/6・7(土日)・20・21(土日)土曜日 13:30-19:00  日曜日 9:30-17:00

東京開催平日コース 10/12.26.11/9.(金曜4日間)、全日10:00~17:00

受講料:ヒューマン・ギルド会員60,000円(税込み)、一般64,800円(税込み) 
再受講:21,600円(再受講はヒューマン・ギルド会員様限定)。

<お目休めコーナー>4月の花(3)

人気ブログランキングへ 
(クリックして勇気づけを)



コメント ( 2 ) | Trackback ( )




おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(4月1日)はオフの日。

私は、テレビ・新聞・本を読みながらゆったりと過ごしました。

フェイスブックを見ると、宮崎の 奥津陽子さん が私のDVD『Big Interviews 「ほめない、叱らない アドラー心理学式マネジメント」をご覧になり「勇気づけはテクニックではない」というタイトルで 感想をブログで 書いてくださっているのを見つけました。


(奥津さんと私@ヒューマン・ギルド)

陽子さん、ありがとうございました。

家ではエアコンのフィルター掃除もできました。

18:00からは、タクロウを含む3人に義母を交えて 加賀生麩割烹神楽坂前田 でカミさん・岩井美弥子の誕生祝い(還暦)の宴を設けました。

朝5:00には、ペルグリーノ博士から祝福のメッセージがメールで届いていました。
ご丁寧な方です。

宴席の場所はタクロウが見つけてくれました。

私は、今までに接待を受ける立場で一度だけ 加賀生麩割烹神楽坂前田 に行ったことがありますが、かなり敷居の高いお店でした。

義母は、私の古稀とカミさんの還暦を祝って燕産のビールマグカップをプレゼントしてくれました。

「お義母さん、美弥子を産んでくれてありがとうございました」とお礼を申し上げました。

加賀生麩割烹神楽坂前田 は凝ったお店で、鶴を形どったお皿でお刺身を出してくれました。

デザートは”Happy Birthday"を添えて。

神楽坂の奥座敷でゆったりと3時間ほどを過ごしてきました。

カミさん、ありがとう。
これからもよろしくね。

◆妻・岩井美弥子の新潟県長岡市での講演情報

日時:7月7日(土)13:30~16:10
会場:長岡市立中央図書館2F講堂
受講料:3,000円
主催:長岡楽しく学ぶ会 後援:長岡市教育委員会
申し込み・問い合わせ
 五十嵐淳至(いからしあつし)さん sybkb815@ybb.ne.jp
 〒954-0051 見附市本所1-22-37 電話兼FAX 0258-63-4266
申し込みは、メールかFAXまたは郵便でお名前と連絡先をお知らせください。

<お目休めコーナー>4月の花(2)

人気ブログランキングへ 
(クリックして勇気づけを)



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

3月最後の昨日(3月31日)、10:30頃ヒューマン・ギルドに行くと、カウンセリングの自主勉強会を行う12人が研修室で熱心に演習を行っていました。

 アドラー・カウンセラー養成講座 を修了している人たちで、すでに アドラー・カウンセラーの資格を保有する人が3人もいました。

先輩・後輩の垣根を超えて、自主的にカウンセリングの腕を磨こうとしている人たちです。

月に1回、ヒューマン・ギルドあるいは他の場所に集って積極的に演習を行っています。

午前中に4ヒューマン・ギルドでセッション、午後からはカラオケボックスで3セッションを行ったようです。

ここだけの話ですが、アドラー・カウンセラーの実技試験の合格率は、この自主グループで演習を積んだ人のそれが抜群に高いのです。

アドラー・カウンセラー養成講座 を修了していて腕を磨きたい方は、世話人の一人の 鈴木昇平(すずき しょうへい)さん (演習時の写真もご提供)にご連絡してみてください。

ヒューマン・ギルドの講座での学びを重視する方は、休日コース 平日コース への参加をご検討のほど。


このように書いている私は、実は午後にカウンセリング を2件行うために出勤していたのでした。

14:00からは家族カウンセリング、16:30からは個人カウンセリング。

◆研修の少ない4月の前半は、私はコツコツと カウンセリング をこなします。

<お目休めコーナー>4月の花(1)

人気ブログランキングへ 
(クリックして勇気づけを)



コメント ( 0 ) | Trackback ( )



   次ページ »