面白いんだけれど、話が途中で終わっていて続きが気になるのに刊行されないシリーズってあるじゃないですか。『E.G.コンバット』とか『蓬莱学園の冒険!』とか……そのあたりは別格としても、霜越かほるの『ヘルズガルド戦史』もその1つ。
大地が汚染され、健康な子供が生まれにくくなっている世界。第一次世界大戦程度の技術レベルで亜人類との戦いが続いている世界で、秘密を隠した少女の立身出世話なんだけれど、帯の宣伝文句の「人類再生の大河アドベンチャー」としてより、「架空世界における戦車開発史」として読む方が面白いんじゃないかな。そんなにマニアックな描写ではないけれど、既存の技術を組み合わせて新しい兵器を開発し、その投入によって戦い方が変わり、それを有効に使うための運用手段もまた発展していく……って感じが表現されていて面白いね。装甲と火力は劣るけれど軽戦車でのヒットエンドランをしてみようとか。ちなみにイラストは寺田克也でした……。
【ヘルズガルド戦史】【霜越かほる】【戦車開発史】【亜人】
大地が汚染され、健康な子供が生まれにくくなっている世界。第一次世界大戦程度の技術レベルで亜人類との戦いが続いている世界で、秘密を隠した少女の立身出世話なんだけれど、帯の宣伝文句の「人類再生の大河アドベンチャー」としてより、「架空世界における戦車開発史」として読む方が面白いんじゃないかな。そんなにマニアックな描写ではないけれど、既存の技術を組み合わせて新しい兵器を開発し、その投入によって戦い方が変わり、それを有効に使うための運用手段もまた発展していく……って感じが表現されていて面白いね。装甲と火力は劣るけれど軽戦車でのヒットエンドランをしてみようとか。ちなみにイラストは寺田克也でした……。
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