
四糸乃や八舞姉妹まで支配下に置かれてしまった五河士道だが、その美九は実は男嫌いの美少女好き。歪んだ幻想を持ち続ける精霊を士道にはデレさせることができない。
そんな八方ふさがりの士道の前に現れたのは、最悪の精霊、狂三だった。
「さあ、私たちの戦争(デート)を、始めましょう」
いまだデレない最狂の敵・狂三との共同戦線で、DEMから十香を奪還する一方、美九をデレさせることができるのか?
美九篇の後編。DEMの存在も五月蠅くなってきて、どう決着をつけていくのか気になりますが、やはりひたむきで真面目な主人公が好印象。こういうハーレム化が進行することが前提の話だと、主人公が単なる優柔不断で無責任に見えがちですが、ここはうまく描いています。
もっとも、このまま決着をつけないまま最後までいくことはできないでしょうが。
【デート・ア・ライブ7】【美九トゥルース】【橘公司】【つなこ】【富士見ファンタジア文庫】【文化祭】