武芸の腕に明るく、上司の覚えも良く、部下にも慕われる忠義に厚い青年。物語の主人公としても詰め込みすぎの設定ではないかと思われるけれど、周囲から見た藤見恭の評価はまさしくその通りであった……。
だらだら話をして、ふらふら散歩して迷子になって、新キャラがどんどん増え、旧キャラもそれなりに出番があるのに、このままだと話が停滞するよなあとか思った途端に、いつの間にか話が進んで疾風怒濤の展開です。テンポいいよね。出番がほとんどなくてもキャラができているから紙幅を使わないで済むというものなのかな。麻呂様とか千代さんとか、本人の出番がぜんぜん無いよね？
南条からの使者、南条昴が到着して城内も混乱しますが、さらにその妹である茜姫の登場で、さらに話が大きく動きます。意外と密度が高いですよね。
【へっぽこ鬼日記(4)】【田中莎月】【伊藤明十】【角川ビーンズ文庫】【ネット発・ブッ飛びバトルコメディ】【勘違い系】【指切り】【文通】【政略結婚】【大福】【いないいないばぁ】【落とし水】
