
「人間はどんなふうにだって変わることができる。いつでも、望む時に、望むようにね」
“魔法使い”と呼ばれた大伯母の言葉。
17歳の海堂麻菜が相続することが決まったのはリージェンシー・ハウス、イギリスの摂政時代に建てられた屋敷を日本に移築したものだった。
この屋敷とそこに飾られたサー・ヒューの肖像をこよなく愛する麻菜ではあったが、大伯母に決められた1ヶ月という期限内に相続税相当額の15億円を工面するなど無理な話だ。だが、大伯母は彼女の手伝いとして、サー・ヒューの幽霊を呼び出した……。
作者自らあとがきで設定に無理があって「ないことないこと」が多い作風と言い切っていますが、今から20年以上前の話としても税法・民法的にもツッコミどころ多し。伏線の張らなさぶりにも一言言いたい。
肝心のお屋敷にもいろいろありそうといいつつ、単なる相続物件扱いだし、もったいない。
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