桂香先輩とペアマッチ将棋大会に挑んだ歩だったが、そこで出会った天才少年の言葉に我が身を振り返ってしまう。自分はどこまで真剣に将棋と向き合っているのかと。プロへの道を意識するようになった歩は、桂香の父、尊敬する人物でもある大橋名人と弟子入りを賭けて対局することになったのだが……。
「好きじゃなければ、続けることはできないと思います」
ちょっと駒娘が甘かったね、残念。
だんだん、駒娘たちが駒娘である必然性がなくなっている気もしましたが、近所の将棋好き４姉妹でもよかったんじゃないかと思いましたが、そしたらそうしたでラストのひねりが不要になってしまうので、それも寂しいかな。
まっとうな、さわやか将棋青春ストーリーでした。
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