
児童ポルノ法に端を発して表現規制が進んだ日本では生きづらかったユタカだが、目の前には美形のエルフばかり。まさにこの世の天国かと思われたが、この世界にも大きな問題があった。
流浪の民として世界各地でちりぢりになり妖人と呼ばれて差別を受けながら生きるのか、「第五帝国」の占領地となった祖国ウファルムの地に住み続けるかというのが、3000年前に祖国を追われて以来のエルフの生き方だった。
しかし、ウファルムより第五帝国の撤収が決まり、その後釜を「大生命圏共和圏」の4カ国が狙う変革期の今こそ祖国を奪還する千載一遇のチャンスとして武装蜂起の準備が進められていたのだ。
しかしエルフには軍隊と呼べるようなものはなく、まともな武器も兵力もなかったのだ……。
ファンタジー版第一次中東戦争の方向で話は進んでいて、現代日本のミリオタ高校生がこれにどれだけ寄与できるかという感じでしょうか。
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