五木寛之が東京新聞とか中日新聞に連載していた小説「親鸞」の挿絵を収録したイラスト集です。大河ドラマ「いだてん」のタイトルバックもこの人の作品ですね。毎日の新聞連載ですから、その点数は1052点。ラフからスケッチ、差し替え原稿まで収録し、その重量は1.5Kg超え。分厚い。
ただ、最初は普通に「挿絵」だったのに、次第に簡略されたポンチ絵や風刺画的なものが混ざりだし、マンネリを嫌ったのか飽きてきたのか判断に悩みます。牛と侍の姿だけがポツンと描かれた回の解説は、
『本文に「もう、いい」とあり。見ての通り、牛の鳴き声と赤備えの井伊直政を描きました』
ダジャレかよ!!
【親鸞 全挿絵集】【山口晃】【青幻舎】
ただ、最初は普通に「挿絵」だったのに、次第に簡略されたポンチ絵や風刺画的なものが混ざりだし、マンネリを嫌ったのか飽きてきたのか判断に悩みます。牛と侍の姿だけがポツンと描かれた回の解説は、
『本文に「もう、いい」とあり。見ての通り、牛の鳴き声と赤備えの井伊直政を描きました』
ダジャレかよ!!
【親鸞 全挿絵集】【山口晃】【青幻舎】