
カエデはきっぱり言う。
新たな秘神の力、眷属アルフェッカを手に入れて『白夜旅団』のシロネ=クズノハの罠にかかったフォーシーズンを救ったアリヒトたちだが、シロネを追跡するうちに名前付き「憐憫の幻翅蝶」に襲われる。幻覚を見せて攻撃する側のカルマを増大させてダメージを与える憐憫の幻翅蝶に苦戦するが、なんとか討伐に成功。
そんなアリヒトたちに、ギルドセイバーから支援要請が届いた。まだ七番区までの活動資格しかないアリヒトたちだが、五番区でスタンピードの脅威が高まっているため、一時的に五番区での活動に参加して欲しいというのだ。
階層が2つ違えばそれだけ魔物も強く危険になるが、五番区で消息を絶ったエリーティアの友人を助ける願ってもないチャンスでもあった……。
ほぼ全編が迷宮での戦いというシリーズで、戦いと戦いの合間に飯を食べたり風呂入って寝たりするシーンが挟まるスタイル。シンプルだけれど勢いの面白さだけで読ませてしまいます。主人公が「新人」でなくなったときが物語の終わるときでしょうが、それも遠くなさそうです。
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