『ふぉおおおお、みんなー! 地球さんはレベルアップしました!』
ある日、世界中の生き物に不思議な声が語りかけてきた。
地球が星としての位階が上がり、いろんなことができるようになったというのだ。
今まであたりまえの物理法則しか働かず、あたりまえの事象しか起こらなかったのは地球のレベルが低かったから。
レベルアップした地球さんは新たな理を世界にもたらした。とりあえず、兵器の類いはとりあえず土に還し、世界にマナを放出して生物のさらなる多様化を促進し、そのための装置としてダンジョンを生み出した。これで他の星と肩を並べられるところまで来たと、地球さんはなんか嬉しそう。
地球さんは生き物を区別しない。人も犬や猫も野生の生き物も同じように見守り、同じように試練を与える。みんなを強い生命体にするためだから、魔物も生み出すし、試練も与える。死ぬかも知れないけど頑張ってねと。
高校入学を目前に控えた小柄な少女、羊谷命子は地球さんのレベルアップを聞いたとき、思わず「おめでとうございます!」と小さな声でつぶやいた。幻聴とかいたずらとか思った人も多いけれど、とっさにお祝いの言葉を口にした人もそれなりにいて、そういう人はいつの間にか地球さんからお礼のギフトを授かっていた……。
日常がファンタジーに染まっていく中で、元気なロリ女子高生が仲間たちと修行に明け暮れ、ダンジョンに挑み、自分の手に入れたものとか知ったこととかを秘匿もしないで表裏なく突っ走ることで、世界中の人々を救ったり導いたり、熱狂させたりしていく物語。
人より優れた能力を手に入れた主人公が、いろいろ考えたあげく内緒にしてこっそり暴れる話は多いけれど、無垢な少女が先頭に立って「修行せいつ!」とみんなを引っ張っていく話は清々しくて愉しい。リアルな人間関係とか人の性とかを考え出すと、そんなオープンリソースはなあと思ってしまうだろうけれど、そこは地球さんの用意したカルマ式ステータスシステムでさりげなく大前提としてクリア。意外とすごい設定かもしれません。
【地球さんはレベルアップした~非匿主義少女の英雄譚~】【浦之瀬開】【小説家になろう】【ローファンタジー百合小説】【カルマ式ステータスシステム】
ある日、世界中の生き物に不思議な声が語りかけてきた。
地球が星としての位階が上がり、いろんなことができるようになったというのだ。
今まであたりまえの物理法則しか働かず、あたりまえの事象しか起こらなかったのは地球のレベルが低かったから。
レベルアップした地球さんは新たな理を世界にもたらした。とりあえず、兵器の類いはとりあえず土に還し、世界にマナを放出して生物のさらなる多様化を促進し、そのための装置としてダンジョンを生み出した。これで他の星と肩を並べられるところまで来たと、地球さんはなんか嬉しそう。
地球さんは生き物を区別しない。人も犬や猫も野生の生き物も同じように見守り、同じように試練を与える。みんなを強い生命体にするためだから、魔物も生み出すし、試練も与える。死ぬかも知れないけど頑張ってねと。
高校入学を目前に控えた小柄な少女、羊谷命子は地球さんのレベルアップを聞いたとき、思わず「おめでとうございます!」と小さな声でつぶやいた。幻聴とかいたずらとか思った人も多いけれど、とっさにお祝いの言葉を口にした人もそれなりにいて、そういう人はいつの間にか地球さんからお礼のギフトを授かっていた……。
日常がファンタジーに染まっていく中で、元気なロリ女子高生が仲間たちと修行に明け暮れ、ダンジョンに挑み、自分の手に入れたものとか知ったこととかを秘匿もしないで表裏なく突っ走ることで、世界中の人々を救ったり導いたり、熱狂させたりしていく物語。
人より優れた能力を手に入れた主人公が、いろいろ考えたあげく内緒にしてこっそり暴れる話は多いけれど、無垢な少女が先頭に立って「修行せいつ!」とみんなを引っ張っていく話は清々しくて愉しい。リアルな人間関係とか人の性とかを考え出すと、そんなオープンリソースはなあと思ってしまうだろうけれど、そこは地球さんの用意したカルマ式ステータスシステムでさりげなく大前提としてクリア。意外とすごい設定かもしれません。
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