
エロい人にはそれが分からんのです。
加賀道夫はさらに迷宮探索を進めるために新たな奴隷の購入を検討し始める。もう1枚、前衛がいた方が戦術に幅が出るのだ。
もちろん、新たな奴隷が女性でなくても良いと考えていた。もし、撤退する危機に陥ったときでも、奴隷のおっさんなら迷わず殿にできるからだ。でも、実際に奴隷商で男の奴隷を紹介してあっさり断念。男奴隷が並ぶ光景は、まるでヤクザの事務所のようだ。無理。絶対、無理。
そろそろ鍛冶師も仲間に欲しいのだが、鍛冶師になれる奴隷は貴重で、彼に紹介されたドワーフ族のセリーも鍛冶師になれなく挫折した少女だった……。
初めてのツッコミ役、好奇心旺盛で勉強家のセリーが参入。やっぱりロクサーヌは普通ではなく、道夫とセリーの目線での会話が始まります。とはいえ、道夫も十二分に異常なので、主に遠慮しつつもセリーのジト目ツッコミが始まります。
ウェブ版のモンスターカードがスキル結晶に変更されたのは納得。
ファンタジー小説の主人公たちの冒険をゲームで再現しようとテーブルトークRPGのルールが作られ、それをコンピュータでも対応できるようシステムやNPCの言動をシェイプアップしたコンピュータRPGが生まれ、それが今度はそぎ落とした部分をそのまま放置して小説にフィードバックされるという流れです。ここで、カードが結晶になって、ちょい戻った感じです。
【異世界迷宮でハーレムを4】【蘇我捨恥】【四季童子】【ヒーロー文庫】【小説家になろう】【ヘルシング】