「ハッピーエンドを目指したい。登場人物は最後は幸せに成らなきゃ」
というのが原口(監督・原案)と光益(著)の口癖。一方、岸川(著)と冬目(コンセプトデザイン)は多少暗めにしないと整合性が……という主張。
宝永4年、霊峰・富士が噴火。神々の結界は破られ、地の底より悪しき妖怪達が地上に溢れ出た。
幕府はこれを鎮めるため妖刀・村正を与えられた妖怪討伐士、17歳の少女である榊咲夜を討伐行に送り出した。しかし、村雨には妖怪を討つ度に使い手の魂を喰らうという秘密があった……。
映画の脚本を担当した光益がノベライズしたものに、企画担当の岸川が枚数オーバーした分の3割を削ってまとめたもの。無味乾燥なただのノベライズにはしないという意欲の表れ。Amazonではコミックにカテゴライズされてたけど、コンセプトデザインのマンガ家、冬目景が挿絵を描いたライトノベル。
咲夜の役職は正式には公儀妖怪討伐士。ちゃんとした幕府のお役目なので、エピローグでは咲夜自身が右往左往する様がちらりと言及されます。こういう細かいツボを抑えるのがいいよね。望むなら、あの鬼転大筒のギミックをもっと執拗に描写して欲しかった。鬼兵衛のこだわりほど、こだわって描写されてないので。
【さくや妖怪伝】【原口智生】【光益公映】【岸川靖】【冬目景】【マガジン・ノベルス・スペシャル】【鬼転大筒】【平将門】【崇徳天皇】
というのが原口(監督・原案)と光益(著)の口癖。一方、岸川(著)と冬目(コンセプトデザイン)は多少暗めにしないと整合性が……という主張。
宝永4年、霊峰・富士が噴火。神々の結界は破られ、地の底より悪しき妖怪達が地上に溢れ出た。
幕府はこれを鎮めるため妖刀・村正を与えられた妖怪討伐士、17歳の少女である榊咲夜を討伐行に送り出した。しかし、村雨には妖怪を討つ度に使い手の魂を喰らうという秘密があった……。
映画の脚本を担当した光益がノベライズしたものに、企画担当の岸川が枚数オーバーした分の3割を削ってまとめたもの。無味乾燥なただのノベライズにはしないという意欲の表れ。Amazonではコミックにカテゴライズされてたけど、コンセプトデザインのマンガ家、冬目景が挿絵を描いたライトノベル。
咲夜の役職は正式には公儀妖怪討伐士。ちゃんとした幕府のお役目なので、エピローグでは咲夜自身が右往左往する様がちらりと言及されます。こういう細かいツボを抑えるのがいいよね。望むなら、あの鬼転大筒のギミックをもっと執拗に描写して欲しかった。鬼兵衛のこだわりほど、こだわって描写されてないので。
【さくや妖怪伝】【原口智生】【光益公映】【岸川靖】【冬目景】【マガジン・ノベルス・スペシャル】【鬼転大筒】【平将門】【崇徳天皇】