ウェブ小説に限らず、小説の映画化だとか映画のノベライズだとかメディアを変える際には、コンバートの際にメディアの違いもあっていろいろ取捨選択されることになります。マンガやアニメを実写化する際のオリジナルへのリスペクトのかけらもない邦画とか見てるとバカにされている気もしますが、逆にそれでよくなった、原作では端折られていた部分をうまく補って完成度を上げている例も少なくありません。
ウェブ小説も玉石混淆ではありますが、小説としてそのまま出版はしないけれどマンガ原作になっていたり、書籍として出版されているけれどコミカライズでさらにすっきりと面白くなっていたりするものは多いです。『シャングリラ・フロンティア』が昨今の代表例ですが、枝葉が広がりまくる膨大な原作を巧く落とし込んでさらに面白くしています。
そんなコミカライズ作品の中から、対照的な作品を2つ。
『異世界迷宮でハーレムを』 氷樹一世(蘇我捨恥)
見知らぬゲームにエントリーしてみたら、ゲームそのままの異世界に転移してしまい、そこで迷宮を攻略しながら美少女奴隷のパーティを作って愉しい冒険者ライフという話。
「ハーレムを」と言いつつ、具体的なナイトライフについては控えめ。キスをしたらフェードアウトして翌日……という60年代ハリウッド映画の黄金パターンですが、それをコミック版ではねっちょりしっかり原作には描写のないところまで絵にしているところが見所です。
『槍使いと、黒猫。』 たくま朋正(健康)
気がついたら異世界転生を勧められていて、ゲームのキャラメイキングの要領で入力していたら本当に異世界転生していた。そこで冒険をしながら、知り合った美女美少女たちと愉しい親睦を深めながら異世界を旅する冒険者ライフという話。
原作中ではけっこう濃厚な(夜に限らない)ナイトライフの描写がありますが、コミック版ではイヤらしい雰囲気になってくるとフェイドアウトして次のシーンにきっちり切り替わる健全設定です。
ウェブ小説も玉石混淆ではありますが、小説としてそのまま出版はしないけれどマンガ原作になっていたり、書籍として出版されているけれどコミカライズでさらにすっきりと面白くなっていたりするものは多いです。『シャングリラ・フロンティア』が昨今の代表例ですが、枝葉が広がりまくる膨大な原作を巧く落とし込んでさらに面白くしています。
そんなコミカライズ作品の中から、対照的な作品を2つ。
『異世界迷宮でハーレムを』 氷樹一世(蘇我捨恥)
見知らぬゲームにエントリーしてみたら、ゲームそのままの異世界に転移してしまい、そこで迷宮を攻略しながら美少女奴隷のパーティを作って愉しい冒険者ライフという話。
「ハーレムを」と言いつつ、具体的なナイトライフについては控えめ。キスをしたらフェードアウトして翌日……という60年代ハリウッド映画の黄金パターンですが、それをコミック版ではねっちょりしっかり原作には描写のないところまで絵にしているところが見所です。
『槍使いと、黒猫。』 たくま朋正(健康)
気がついたら異世界転生を勧められていて、ゲームのキャラメイキングの要領で入力していたら本当に異世界転生していた。そこで冒険をしながら、知り合った美女美少女たちと愉しい親睦を深めながら異世界を旅する冒険者ライフという話。
原作中ではけっこう濃厚な(夜に限らない)ナイトライフの描写がありますが、コミック版ではイヤらしい雰囲気になってくるとフェイドアウトして次のシーンにきっちり切り替わる健全設定です。