暗殺に怯え、無力で無能な少年の仮面をかぶり続ける皇帝カーマインだが、ついに起死回生のチャンスが巡ってきた。即位式の日取りが決まったのだ。そのために、カーマインは少しずつ準備を進めていた。結果として視察中に敵国の軍隊に襲撃されたり、麻薬漬けにされそうになったけれど、それもこれも想定内。城に居着いているナディーヌの父、ワルン公リヒターが反乱を起こしたのも、彼の計画通りであった……。
「余は自ら帝冠を戴いた！ 余は何者にも従わず、何者にも屈さぬ！ 余が皇帝である！」
帝皇カーマインはお飾り帝の汚名返上ができるか!?の２巻。いいテンポです。婚約者のベルべー王国のロザリア姫の腹の据わり具合もヨシ！ ウェブでいうと、第３章「帝国内乱編」の半ばまで。これだと３巻で連載分がつきてしまうのがちょっと心配。
【転生したら皇帝でした２～生まれながらの皇帝はこの先生き残れるか～】【魔石の硬さ】【柴乃櫂人】【ＴＯブックス】【エスプリ幼帝の痛快王政サバイバルファンタジー】【小説家になろう】【10年分の倍返し】【バックドラフト】【ロストテクノロジー】
