ある日突然、一陣の風が吹き、そして人々はすべてを忘れ去った。世界中の人々が言語や知識を含めたすべての記憶を一斉に喪失したことで、現代文明はあっさり崩壊。人間は野獣同然となり、廃墟と化した都市には対暴徒鎮圧用に作られたロボットが徘徊している。
日本人の少年ワタルが記憶の一部を取り戻したのは、生体研究所で頭の手術を受けた結果、記憶を失わずに済んだジョニーの助けがあったからだが、彼の死後、その願いを叶えるべくアメリカ大陸を横断の旅に出た……。
文化や文明が崩壊した中でアメリカを旅する少年の物語。
1982年『魔界都市〈新宿〉』で作家デビューした菊地秀行が、「トレジャー・ハンター八頭大(エイリアン)」シリーズや「吸血鬼ハンターD」シリーズを経て『インベーダー・サマー』『風の名はアムネジア』と読み切り系の、ちょっと毛色の違った作品も発表して器の広さを見せてくれました。
でも、謎の女と言いつつ、ソフィアの正体ってば言わずもがなだった気がします。そこがいいの?
【風の名はアムネジア】【菊地秀行】【天野喜孝】【ソノラマ文庫】
日本人の少年ワタルが記憶の一部を取り戻したのは、生体研究所で頭の手術を受けた結果、記憶を失わずに済んだジョニーの助けがあったからだが、彼の死後、その願いを叶えるべくアメリカ大陸を横断の旅に出た……。
文化や文明が崩壊した中でアメリカを旅する少年の物語。
1982年『魔界都市〈新宿〉』で作家デビューした菊地秀行が、「トレジャー・ハンター八頭大(エイリアン)」シリーズや「吸血鬼ハンターD」シリーズを経て『インベーダー・サマー』『風の名はアムネジア』と読み切り系の、ちょっと毛色の違った作品も発表して器の広さを見せてくれました。
でも、謎の女と言いつつ、ソフィアの正体ってば言わずもがなだった気がします。そこがいいの?
【風の名はアムネジア】【菊地秀行】【天野喜孝】【ソノラマ文庫】