「カレーチャーハン……これも新しい体験だ、美味しい」魔王国と人間国家群との戦いは今も継続していることになっている。とはいえ勇者の不死性が失われたこともあり、戦線が崩壊していないのは、単に魔王国が自分たちから攻めかけるのを自粛しているからに過ぎない。
そんなこともあって、各国から魔王国へと間諜が続々と送り込まれている。
しかし、彼らの目的は国ごとどころか派閥ごとにまちまちな上に、送り込んだ間諜の大半がいつの間にかラーメンとかカレーやら野球などに夢中になって任務放棄してしまい、なんの成果もあげてはいなかった……。
タイトル通り、主人公のはずの村長は異世界でのんびり農家をやってます。忙しいのは夜だけ。その分、周囲の人たちが勝手に慌てて狼狽え七転八倒する様子が主に語られる群像劇っぽい構図になって早15巻です。
御老公の印籠というか、なにか騒動が起こっても村長が出てくれば一発解決しそうだけれど、恐れ多くてそんな羽目に陥ったらタイヘン……な感じで今回も展開してます。猿の神やら羊の神やらやたら神託が降りる回でもありますね。
【異世界のんびり農家１５】【内藤騎之介】【やすも】【エンターブレイン】【スローライフ農業ファンタジー】【カジノ荒し】【パフェ】【動物の神】【商隊】【ラーメン女王】【心の中にラーメンを持つ男】【山芋】
