「これはあなたの物語」ライラは優しくロケットに告げる……というわけで、本編の大半をベッドに固定されているロケットだけれど、彼の誕生から現在までを語る物語となっています。もしくは彼が自身をロケット・ラクーンであると認めるまで。
かつてはコレクターの拠点だった惑星ノーウェアを本拠地に据え、コレクションになっていた者たちも仲間に加えたガーディアンズ・オブ・ギャラクシーだったが、サノスとの戦いでガモーラを失ったスター・ロードはすっかり腑抜けて呑んだくれていた。
しかし、そんなとき、ノーウェアを金色の謎の男アダムが襲来。応戦し撃退するもロケットが重傷を負ってしまう。だが、治療しようとするもラクーンの心臓部にキルスイッチが埋め込まれていた。それを解除するには遺伝子技術メーカーであるオルゴ・コープ社のデータベースにアクセスしなければならない……。
ＧｏＧの３を見てきました。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』は１から3まで観たけれど、アベンジャーズの方を見てないので話の流れが分からないとか、過去作にちらりと出てきたキャラやら場所やらがさも当たり前のように真ん中に居座っていたりと戸惑うことも多いけど、そこはもともと気にしないキャラ。グリッドマンやダイナゼノンも観てないのにユニバースに行った男だ。それに比べりゃ予備知識は十二分だよ。ＭＣＵを全部観てきたはずの妻子も「あれ、どこ？」みたいなこと言ってたので条件ほぼ同じ。
ただ、そもそもアクションがメインなのであまり難しいことは考えなくても良いのだ。そして、アクションシーンが激しい乱戦で目まぐるしい映像なのに、ちゃんと何が起きているか、誰が何をしているか分かるカメラワークが巧くて好きだなあ。そこは長男と意見が一致。瞬間瞬間でキーとなるキャラクターを追ってるんだよね。なので、あまり武闘派に見えなかったマンティスが率先して突っ込んで足技決めてるのも分かりました。みんな、やっぱり強かったんや。
ボスキャラのハイ・エボリューショナリーは劇場作品用ボス役として、ほどよい強さと人間の小ささが特徴。やってることの壮大さや強さとその根っこにある本人の度量の小ささが良い塩梅なんですよ。
そして、ロリ天国ショタ祭りで大団円。
「誰にでもセカンドチャンスがある」
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