リオレットとロレンスが和解し……というか、どちらも「王座」は「権利」ではなく「義務」であると考えていることに納得したのだ。とりあえず年長のリオレットが即位したが、いずれロレンスが成長した暁には譲位したいと新王は密かに考えている。しかし、このまま王都に置いておいては、またロレンスを担ぎ出そうとあれこれ吹き込んだり、リオレットがロレンスを害そうとしていると思い込んで勝手に助けようと動き出す輩が出そうなことだ。そこでとりあえず亜神ルークとも親しいリーデルハイン領に預かってもらおうと考えたのだが……。
トマト様を扱う会社を設立する事が決まり、王位継承にも道筋がついたところで王都編は完結。しかし、ルークはどうしてこうも低姿勢でフレンドリーなのでしょうか？ 前世ままなのでしょうが、幸せそうで良いですね。
そしてラストはどう考えても昔の転生者がやらかしたっぽい音楽祭で締め。めでたし。
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