「なぜこの宇宙船が有人なのかという疑問はおいといて」
モシモシ・ネ・モモ艦長は電磁推進の宇宙コンテナ貨物船ブルーシャトー号の船長である。貨物船なのだがコンテナを牽引する護衛艦を兼ねているため、慣例的に船長は艦長と呼ばれたりする。
そのモモ艦長は往復3年間の単独航宙を電力残量とにらめっこしつつも怠惰に過ごしているのだが……。
年3回発行の雑誌「楽園」に2017年から連載されているコミックを21年分までまとめたもの。
松本零士のキャプテン・ハーロックの台詞に「男にはな、何をやってもダメという時がある。そういう時、男はな、黙ってただ寝てればいいんだ」というのがあるけれど、そのダメなときが24時間365日続いているようなヒロインの航海日誌で、登場人物は主人公と猫とたまにモニターごしに出てくる上司のみの閉鎖系日常もの。鶴田マンガのヒロインたちのダメ要素の集大成といった塩梅。
1巻中に主人公が制服を着ているのは30コマ前後で、あとはひたすら全裸でごろごろしながら本を読んでいるだけのような話。あ、船外作業もしているし、そのときは宇宙服を着てはいるなー。
アニメ化するよりアングラ舞台劇で見たいかも。
【モモ艦長の秘密基地1】【鶴田謙二】【白泉社】【楽園】【SF史上もっとも怠惰なヒロイン誕生】【料理複製機】
モシモシ・ネ・モモ艦長は電磁推進の宇宙コンテナ貨物船ブルーシャトー号の船長である。貨物船なのだがコンテナを牽引する護衛艦を兼ねているため、慣例的に船長は艦長と呼ばれたりする。
そのモモ艦長は往復3年間の単独航宙を電力残量とにらめっこしつつも怠惰に過ごしているのだが……。
年3回発行の雑誌「楽園」に2017年から連載されているコミックを21年分までまとめたもの。
松本零士のキャプテン・ハーロックの台詞に「男にはな、何をやってもダメという時がある。そういう時、男はな、黙ってただ寝てればいいんだ」というのがあるけれど、そのダメなときが24時間365日続いているようなヒロインの航海日誌で、登場人物は主人公と猫とたまにモニターごしに出てくる上司のみの閉鎖系日常もの。鶴田マンガのヒロインたちのダメ要素の集大成といった塩梅。
1巻中に主人公が制服を着ているのは30コマ前後で、あとはひたすら全裸でごろごろしながら本を読んでいるだけのような話。あ、船外作業もしているし、そのときは宇宙服を着てはいるなー。
アニメ化するよりアングラ舞台劇で見たいかも。
【モモ艦長の秘密基地1】【鶴田謙二】【白泉社】【楽園】【SF史上もっとも怠惰なヒロイン誕生】【料理複製機】
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