
しかし、彼女は天使などではなかった。「七つの大罪」に名を連ねる悪魔・璃々栖。悪魔の力と引換えに一蓮托生の命となった皆無は、それでも戦い続けるのだが……。
「俺はお前の盾であり剣や。俺の命は、お前のためにある。俺はお前のために、死ぬ」
悪魔や怪異との戦いを経ての明治維新に到達した、もう1つの歴史を辿った明治の神戸を舞台に繰り広げられる、悪魔と悪魔祓師が敵味方に入り乱れての戦いの顛末です。誰が敵か味方か、最後まで分かりません。もっぱら悪魔の世界の勢力争いの巻き添えを食った……という感じかな。
話は面白いけど、明治の物語っぽく地名や人名やアイテム名が漢字熟語だらけで、さらにそれに阿栖魔台(アスモデウス)とか大印章世界(グランシジル・レ・モンド)とかルビがつくので、老眼には読みづらいです。メガネ交換しました。
【腕を失くした璃々栖~明治悪魔祓師異譚~】【明治サブ】【くろぎり】【スニーカー文庫】【MAILER DAEMON】【吉野家】【神戸港結界】【十三聖人】【八百比丘尼】
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