
皇妹は、自分たちは太陽よりも自由なのだと、女官スーリヤに語って聞かせた。
本編は基本的に主人公ヤエトの視点から語られていたので、主人公が直接見聞きしていないことは伝聞でしか語られず、ヤエトが意識を失ってしまえば目が覚めるまで一気に話が飛んでいましたが、番外編は「主人公のいないところでの物語」。なので、砂漠を渡っていったヤエトたちに取り残された家族の話とか、主人公が人事不省になっている間の皇子たちの権力争いとかは語られますが、ヤエトや皇女の出番はまったくありません……あ、カラー口絵で楽しそうに語らっていましたね。うん。そこだけ。
今まで謎の多かった皇妹とスーリヤの視点がメインかな。本編では出番が一気に無くなってしまったタナーギンもあれこれ胡散臭く動いてます。
【翼の帰る処 番外編】【君に捧ぐ、花の冠】【妹尾ゆふ子】【ことき】【幻冬舎コミックス】【ファンタジーロマン】
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