付け焼き刃の覚え書き

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「最高難度迷宮でパーティに置き去りにされたSランク剣士、本当に迷いまくって誰も知らない最深部へ」 quiet

2022-02-10 | ヒロイックファンタジー・ハイファンタジー
「まっすぐ進める道なんてこの世にはほとんどない。紆余曲折を経て、迷いに迷って辿り着くものだろう。初めから正しい道を知っていて、何も間違えないなんてことは、誰にもできやしない」
 それぞれが精一杯やれることをやったということに価値があるのだとジル。

 最高難易度迷宮〈二度と空には出会えない(アビス)〉の奥底で、竜殺しの英雄である剣士ジル、四聖女の一人リリリア、史上最年少の魔導師〈星の大魔導師〉ユニスの3人が出会った。それぞれの分野で最高峰に立つ3人であったが、彼ら彼女らには共通点があった。
 3人が3人とも極度の方向オンチだったのだ。しかもジルに至っては、下層への墜落時に眼鏡を割ってしまっていて、ほとんど前が見えていない。リリリアがうら若き美少女か80歳のおばあちゃんなのかもわかっていないのだ……。
「なんで僕よりダメなやつがこの世に存在しているんだ!」

 タイトルが長すぎて、背表紙とかレイアウト考えたデザイナーが死んでそうで、書店員もタイトルを覚えられなさそうな1冊。
 こういう長文タイトルって経験的にあまり好みの作品でないことが多いのだけれど、わざわざtoi8の人をイラストに起用した担当編集者の選択を信じて購入。美少女ばかりでなく、ちゃんとおっちゃんもおばちゃんもバケモノも異世界の街並もメカも描けるイラストレイターを選ぶってことは、それだけの価値が内容にあると編集者が判断したのだろうとその目を信じるのです。それがつまりイラスト買いってことなのだ(奥付に担当者名が入っているのもポイント)。
 よし、勝った!

【最高難度迷宮でパーティに置き去りにされたSランク剣士、本当に迷いまくって誰も知らない最深部へ~俺の勘だとたぶんこっちが出口だと思う~】【quiet】【toi8】【SQEXノベル】【異世界ファンタジー】
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