日々好日

さて今日のニュースは

消費税

2008-12-13 10:36:18 | Weblog
歴代首相が社会保障財源確保には是非消費税引き上げが必要である事は認めつつも
誰一人火中の栗を拾う勇気のある首相は居なかった。
過去に消費税引き上げを国民に提示し手痛いシッペ返しを喰らった自民党としては
敢えて避ける気持ちは判るが、国民に現状認識をして貰い理解を求める、麻生首相
はある意味では、立派だと思います。
今回2009年与党税制改正大綱の決定に際し、選挙を意識した自民党幹部と、
公明党が、消費税切り上げに猛反対し、首相が指示した3年後を反古にしてしまいました。
首相としては、政府経済財政諮問会が提起して居る国民総生産GDPを目安にして
1・5%程度の潜在成長率達成した場合引き上げに踏み切りたいと言う意向で大体
2010年半ばを想定し税制改正大綱に時期を明記したい考えであったと言う。
これに対し時期の明記は折角の景気対策に水を掛ける様で望ましくないと言う意見
が優先し、ぼかした表現になったと言う。
年々増大する社会保障費の財源をどうするか?シーリングに盛られた社会保障費
抑制幅の財源をどうするか?今回は埋蔵金転用で急場を凌いでもその後は?
もう逃げ回って居る時ではないのです。それは良く判っているが、実際問題として
明日から消費税が10%になりますと言われれば、チヨイト待ってと言いたくなって来るのは人情です。
消費税値上げより、もっと先に片づけねばならない国費のムダ使い。
役人や族議員が必至に守る省益。寄っ集(たか)って食い荒らす国税。
私達は目をそむけずに、対決しなければならない時が来たのではないでしょうか?