日々好日

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2009年度予算は90兆円?

2008-12-14 10:45:54 | Weblog
景気浮揚策として、まず麻生内閣は、原油高で漁業・農業及び中小企業向け対策にまず10兆円の2008年度補正予算を組んだ。
次に貸し渋り防止等を盛った金融機能強化法改正案をやっと成立させた。
そして、定額給付金や住宅ローン優遇制度拡充延長や、中小企業減税等を盛った、27兆円もの第二次補正予算を年内に成立させる予定が、来年の通常国会に上程に
先送りされてしまいました。
米国ビッグ3自動車メーカ救済法案廃案によるドル安、異常な円高、株安に対し
麻生首相は23兆円規模の追加経済対策実施を指示した。
内訳は職を失った非正規労働者に1兆円。雇用創出のための地方交付金1兆円。
住宅や設備投資に対する減税1兆円。金融機能強化に12兆円と注入幅拡大等
早急に対策実現を目指す事を表明しました。
気になるのは、その財源です。大盤振る舞いは結構ですが、何処からその財源を
ひねり出すのか?
最終的には打ち出の小槌の赤字国債発行でなければ良いのですが。
麻生首相はスピードこそが妙薬と言いながら、残念ながら、後手後手に回り少しも
効果が出てこないきらいがあります。
現在の政局から言うと誰がやってもこんなもんかも知れません。
そしてメインの来年度国家予算の骨格が財務省から示されました。
総額は90兆円と言う過去最大級の規模だと言う。
今年の当初予算83兆円から見てどれだけのものか推定できます。
他に2008年度補正予算や経済強化支援策があり、相当の国家予算になりそうです。
一般歳出は52兆円。国債発行は22兆円それに地方交付税大変な額になり そうです。
今年の8月の国家予算概算要求基準は、86兆1300億円。歳出上限は47兆 8千億円。
国債償還費は22兆4千億円。社会保障費23兆円でした。
歳出上限47兆円が52兆円まで膨れあがって居る事から各省庁の予算折衝で可成り激しい取り合いがあったものと思われます。
国債発行高はすでに、35兆円と言う巨額な数字と噂されて居ます。
国債償還利率で予算総額は89兆円に収まる可能性もあって、是から国会に上程
されどの様に決まるか判りませんが、不況で税収も減る一方で増えるのは國の
借金。是から日本は一体どうなるのでしょうか?