日々好日

さて今日のニュースは

自民党新たな公共事業箇所ずけにクレーム

2010-02-04 16:31:46 | Weblog
民主党は公共事業の「箇所ずけ作業」の透明化を願い新たな公共事業箇所ずけシステムを創設しました。

此は公共事業のどの箇所にどの位の予算や補助金を具体的に割り当てるかと言う事を、
「公共事業箇所ずけ」と言って一番利権が生じ易い所です。

此まで自民党は地元の陳情や族議員有力政治家が動き予算を確保する「利益誘導型政治」
を行って来て極めて不透明な部分がありました。

此に対し民主党の新システムは自治体や各種団体から寄せられる陳情に対し「公共事業箇所ずけ」
の優先順位を各府県連役員を中央に呼び政務次官や党幹事長等と協議して決定する 
事にしました。

民主党は順次各府県連役員に呼び出しがあるので、予め箇所ずけの優先順位を検討して
おく様に指示しました。

この事が自民党の先生達にはカチンと来たらしく、予算審議もまだ行って居ないうちから
箇所ずけを各府県役員に指示する事とは何たる事だ、国会軽視も甚だしいとクレームを
つけて来ました。

もっともな事です、ただ今までの自民党時代は此が闇の中で行われて居てそれが表に出て 
透明化しただけで、自民党議員が閉め出され事に対しやっかみ噛みついて居るだけだ。

予算が成立してから箇所ずけするのが正規な方法ですが、それでは間にあわない事は誰が
見ても判る事です。

自民党議員が言う事は言いがかりにすぎません。
大きな公共事業は概算要求時に大凡の事は決まって居ます。

民主党がこの箇所ずけを透明化する事に対しては賛成です。

自民党が、事務手続き的な細かい事までイチャモンをつけて居る様では、国民の支持は益々
遠のくのでは無いでしょうか。




トヨタ自動車へのバッシング

2010-02-04 08:32:20 | Weblog
トヨタ自動車はアクセルペタルの不具合を指摘され、リコールで700万台にも及ぶ、  
自主回収を発表し世界をアット驚かしました。

何せ昨年度の世界販売台数698万台を超えるリコールですから・・・
先にマットの不具合を指摘されリコールしたばかりと言うのに、相次ぐ不祥事に、
トヨタはすっかり信用を無くしてしまいました。

やられっぱなしの米国自動車業界はこの時とばかりトヨタ叩きにの一大キャンペーンを張り出した。

「死にたかったらトヨタに乗りなさい」等と言う際どい宣伝でトヨタ叩きを行って居るとか。

今回の踏み込んだペタルが戻りにくい可能性がある原因は、日米摩擦でトヨタが現地生産
に切り替えた際、部品調達は米国で行う様に義務づけられました。

その際採用した部品メーカーのアクセルペタルが原因と言われて居ます。

比較的に日本の下請け業者から調達のペタルには不具合は発生して居ません。

トヨタは巨額の赤字から脱却するため世界市場で回復を図ろうとした矢先の出来事で
大きくブランド失墜した事は世界戦略の失点となった。

欧米ではエコー車としてプリウスは一人勝ちの独壇場だっただけに痛手は大きい。

トヨタの事故対応の甘さが余計に事を大きくしたとも言われ、経営陣の厳しさ不足が
指摘されると言う。

欧米や中国と対等に戦うには日本の経営陣は厳しさがまだまだと言う声があるが、これは 
日本独特の馴れ合い体質から抜け出せないためで、しかしそれがまた日本独特の長所でも
ある事です。

今回トヨタが出したこの大被害はいずれ我々日本国民の一人一人に降りかかって来る事は 
必定と思われます。

折角上向いた日本経済に暗雲を呼ぶ可能性がある大きな事柄と思われます。

今後トヨタがどのようにこの難事を切り抜けて復活出来るかは日本経済の将来がかかって
居ると思えてなりません。