日々好日

さて今日のニュースは

自民党国会欠席戦術中止

2010-02-26 09:52:19 | Weblog
自民党はこの際政治とカネの問題で何とか民主政権を追い詰めたいと焦り気味の様です。

これと言った決めて手も無く、鳩山首相秘書や、小沢幹事長の証人喚問。石川議員辞職勧告
決議案採決等6項目を突きつけて自民党は審議拒否には入りました。

しかし公明党等の野党からは突き放され孤立無援状態になり、党内からも国会戦術に疑問
の声があがり全くの手詰まり状態になってしまいました。

自民党の審議拒否等「カエルの面に小便」としか映らず、つくずく野党の悲哀を味合う事
になった。

自民党は振り上げたコブシの降ろすタイミングを失い自分を追い詰める状況になってしまいました。

これ以上審議拒否が続けば世論の反発を招くと判断し、衆院議長の不信任案と解任決議案を
提出しました。

議案は否決はされたが、審議復帰のセレモニになり国会審議に復帰して国会正常化となりました。

やっとヤレヤレの思いです。

政治の世界は我々庶民には図り知れないものが有るのでしょう。
兎角不可解な事が多すぎます。

こんな時、野党だ与党だと言っている場合か?まして大事な予算案をそっちのけで、小沢
幹事長を国会召還しろとかしないとか審議拒否している場合か?

膨大に膨れあがる借金。益々厳しくなる雇用問題。追い込まれる日本外交等々・・・

どれをとっても緊急問題ばかりです。

ギリシアの「財政破綻の問題」は人ごとでなく、今にも日本に襲ってくるかも知れない現実の問題のはずです。

日本の国会の運営費用は衆院が約700億円。参院が400億円と言われて居ます。
此を365日で割ると、衆院が1日約2億円。参院が1日1億円かかる事になります。

少々乱暴な計算ですが、それだけの尊い我々のカネをつぎ込んで行う国会審議です。

仇やおろそかににして貰っては困ります。

私たちが支払う税金に見合うだけの成果を出して貰いたいものです。