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民主党政策調査会復活見送る

2010-02-23 09:33:02 | Weblog
民主党は、議員から強い要望が多かった「政策調査会」の復活を見送り、各省の政務三役
による「各省政策会議」を見直して、与党議員の意見を政策に反映する方針で検討すると
発表しました。

此まで民主党議員の政策立案は、政策調査会に関わることで可能でしたが、政権発足後内閣
と民主党の「一元化システム」のため政策調査会は廃止され、各省の政務三役の大臣。
副大臣。政務官が唯一政策の立案に携わり一般議員は閉め出され不満が出て居ました。

此は前自民党政権が政府と族議員等の党との二元行政で政治が行われて居た事への弊害を
排除するために、政府一元化システムを打ち出したものです。

確かに「船頭多くして船、山に登る」で采配する人が多すぎると仲々事が決まらない事や、
利益誘導で偏った政策に変更される可能性が多い事、全て党の有力議員の裁決で事が決まる
等のデメリットの部分が多分に多すぎる欠点が有ります。

しかし国民から信任を同じように受けながら、政策立案に関わられずカヤの外に置かれる
民主党議員の不満も判ります。

単に員数合わせのコマでしかないのかと言う不満が政府一元化システムを強く叫び推進する
小沢幹事長に向かって吐き出されて居る。

又新人議員は、勉強期間との理由で政治の表舞台に立たせて貰えない不満も小沢幹事長に
対しくすぶって居ると言う。

この様な要望で一部議員が動きだし鳩山首相に直訴し、多くの議員の意見が反映させられる、
党と政府でじっくり考えて行く方向で検討する様に約束を取り付けた。

また小沢幹事長も政策会議を強化し本来の目的に沿う様にしたい旨表明した。

これで要望の高かった政策調査会の復活は見送りとなり、各省政策会議を見直して与党議員
の意見を政策に反映させる方向で検討する事となりました。

さて何処まで与党議員の意見が反映出来るか、お手並み拝見と行きましょう。