大学入試のネット流出について

京大入試問題が試験開始と同時にインターネットに流失して回答がやりとりされて居た事
が発覚し問題となりました。

同時に関東の大学でも同じ様な問題が起きて居た事が次々に明らかにされました。

ネットを利用した大学入試の不正受験については何年も前、韓国で起きて大問題となった
経緯がありますが、現在韓国では入試受験の時は金属反応検査機で身体検査を受けねば
ならないと言う厳しい規定があります。

確かにカンニングはすべき事ではありません。
優等生にとっては唾棄すべき卑怯な行為と罵られるだろうが、大半の人は生き残りのため
何とかくぐり抜けねばならぬ入試試験となると手段を選んで居られないと言う気持ちも
判るような気がします。

しかし試験官の厳しい監視の許で、どうやっ、誰が入試問題を流出させたのか今の処、
謎とされて居ます。

まずはケータイを利用したのではと言われますが、時間的な問題や技術的問題で色々
ある様です。

しかし画像で送信し其れを外部の者が受信し回答をネットに流したのは間違いない様
です。

現在メガネに仕込んだ小さなカメラが開発されて居るので其れで送信されたか、試験
途中にトイレに立ちその折ケータイで送信したのではと推測されて居ます。

投稿されたＹａｈｏｏの知恵袋等にはハンドルネームで[Aicezuki」投稿されて居ます。
どうも一人や二人ではないらしくゲーム感覚で行われた節もあると言う。

早稲田大学や立教大学急遽、調査委員会を立ち上げて入試業務妨害で警察庁に相談して
いるらしい。

是に対し文科省も大きな問題と捉え携帯電話の試験場持ち込み禁止等規制に向けて
動き出した模様です。

試験とカンニングは昔から追い駆けっこです。
監視が厳しくなればそれを上回るカンニングが出て来るのは当然です。

ただ時代の寵児として持て囃されるインターネットがカンニングの手段に利用されるのは
大変残念です。

民主党造反組採決に欠席

民主党政権は、３０日後の予算案自然成立を狙って２８日衆院予算委員会・衆院本会議に送付され
２０１１年度予算案は今朝早朝可決されました。

予算案可決については与野党の激しい攻防が見られたが、衆院では絶対多数の与党が予算案と、
予算関連法案を分離して採決に臨み可決されました。

この採決の際民主党の造反議員１６名は採決に欠席したと言う。
この造反組は正義に殉じた積もりだろうか？

明らかにパフォーマンスだと言う専らの話しですが、来る衆議院選挙で後がない、比例制議員達の
破れかぶれの反抗で、民主党離党も出来ず、何か哀れです。

今後与党は予算関連法案の年度内成立は諦めて居るので、今回先送りされ予算案のみ参院で激しい
攻防が繰り広げられるものと思われます。

また先送りされた予算関連法案も参院に３月中頃までには送付されなければならないと言う条件が
有り時間的余裕は余りありません。

またもしこの予算関連法案可決が絶望視され、菅政権に責任が問われる事になると解散総選挙も
あり得るとの観測が出てきました。

これからが正念場となり、目が離されない状況が続くのではないか。