TPP問題の意外な拡散

環太平洋連携協定参加によって自由な貿易や文化交流をと言うＴＰＰ問題は
日本は農業の関税問題がネックとなって参加が危ぶまれています。

政府は輸出立国を目指すには開国しかないと強気に参加をめざして居る。

その為全国９ケ所で「開国フォーラム」と言うＴＰＰ地方説明会を開催して
趣旨の徹底を図って居る。

其処で出て来るのは、日本将来の農業のあり方等可成り厳しい意見が多い
との事です。

意外なのはＴＰＰ問題で、看護や医療、外国からの単純労働者受け入れ問題が
大きな争点として取り上げれた事です。

特にＴＰＰ加入で医療の自由化で国民皆保険が崩れるのではと言う懸念が出て
医療保険制度にまで踏み込む様になったとか。

政府は医療保険制度はＴＰＰ交渉の対象外で全く問題ないと説明に大童との事。

また単純労働者の受け入れはＦＴＡの対象になってないので別問題だと是も
弁解に努めているとか。

しかし何となく歯切れが悪い弁明の様で余り信用出来ない気もします。

また米国から我が国に対し郵政民営化見直しに圧力がかかって居るが是が
ＴＰＰ参加でなお一層強くなるのではと言う懸念に対しても政府は充分
留意し対応すると懸命に説明して居るとか。

ＴＰＰ問題が思わぬ方向に飛び火して問題がなお複雑化した感があります。

ただ単なる、輸出拡大とか農業振興問題以外にも医療や雇用関係にも関連する
可能性があるＴＰＰ加入問題だと言う事が判っただけでも幸いかと思います。

自民党首相問責で更なる打撃を

民主党政権の近頃の有様は悲惨で見ていられない状況です。

ボロボロとメッキが禿げて行く様に自ら崩壊して行くのを一人菅首相と一部の人達が
がガンバッテ居る様ですが、その足を引っ張る同じ民主党内の人、是では国民は安心
して大事な政治を任せる訳には行かない。

自民党もこんな政党に政治は任せられないと、早期衆院解散を狙って菅首相に対する
参院での首相問責決議案提出に向けて動き出したとの事です。

仙谷元官房長官や馬淵元国交相の時の参院問責決議で味をしめた野党にとっては妙案
なのでしょう。

今回在日外国人政治献金問題で前原外務大臣辞任に追い込み次は専用主婦等の年金問題で
細川厚労大臣に腹を切らせ、更に政治献金問題で野田財務大臣を追及しドミノ式に倒して
最終的に菅内閣を崩壊させる戦略の様です。

今は政治家の頭には予算案も経済問題も、國の問題も頭に無く、ただ政権の奪い合いに
専念して居る様で、国民は全くうんざりです。

正直な処国民もどうして良いのか判らないと言うのが本音です。

このまま民主党政権が続くのがベターなのか、それともまた昔のような自民党政権に
戻るのが正解なのか？

残念ながらこの二つの選択しかないのが大変残念でならない。