菅首相どさくさに紛れ大連立提案？

日本は未曾有の大災害に見舞われ収拾がつかぬ状態と言わねばなりません。

処が有ろう事かこの大事な時に菅首相が自民党に民主、国民新党と連立政権
に加わる様に提案し谷垣自民党総裁に副総理兼震災復興担当相を打診したと
ニュースが流されました。

謂わば大連立の提案で先に国民新党の亀井氏が提唱した「救国内閣」を一歩
先んじるものですが、其処には管政権の延命策が見え見えで自民党は当然
受け入れない条件です。

谷垣自民党総裁はケンもホロロに入閣要請拒否。復興には協力する旨回答
したとの事です。

政策の一致もない政党が大連立するにはそれなりの理由と一致がないと
出来ない相談で余りにも荒唐無稽で子供じみて入ると言うのが理由だ。

全くそうだ。

今回の菅首相の提案は全く先の展望を見てない小手先の提案でみっともない。

救国内閣を提唱した亀井氏は今頃遅いと冷笑したとかしないとか・・・

自民党もこの際災害復旧の足を引っ張って入る様な見方をされるのは困る
さればと言って災害の責任を押しつけられても困ると言う立場にある。

ウカツには動けないのが本音かもしれません。

自民党も此まで強固に主張して来た菅政権倒閣の旗印を一応控えては居るが
諦めた訳ではないのでこの点はハッキリさせたい処です。

状況は一生懸命に大災害に立ち向かって居る菅政権に対し、批判も多いが、
支援もまた多い。

自民党は面と向かって政権を敵に回す訳には行かないと言う苦しい立場にある様だ。

兎に角国民はこのゴタゴタに紛れて飛んでも無いことが決められてしまう恐れが
あるので監視の目はしっかりしたいものです。