日々好日

さて今日のニュースは

統一地方選挙の行方は

2011-03-06 09:42:22 | Weblog
今後の政界の行方を大きく左右する統一地方選挙がいよいよ大詰めになって来ました。

4月10日から13都・道・県知事選。5政令市長選。44道・府・県議会議員選
17政令市・市議会市議選等が始まります。

何が何でも此の統一地方選で勝ち抜き政権を確固たるものにしたい民主党。

此の統一地方選挙で政権奪還の足がかりにしたい野党自民党等の戦いは一段と激しく
なって来ました。

そもそもこの統一地方選挙は戦後発足した地方公共団体の首長と議会議員の選挙日程を
統一して行うと言う事で4年に1回、閏年の翌年に統一して行われる様になりました。

今回はその17回目の統一地方選挙の年に当たります。

東京都を始め北海道等13の都・道・県知事の選挙が行われます。
九州では福岡・大分・佐賀の県知事選が行われます。

また札幌・静岡・浜松・広島等5政令市の市長選も行われます。

北海道等44の道・府・県議会議員の選挙と17政令市議会市議選も行われます。

他に88市の市長選挙。305市議会市議選挙も始まります。

そして東京13特別区の区長選挙。21区議会議員選挙が行われます。

最終的には132の町村長選挙と404町村議会議員選挙で終了します。

地方選挙と言えども国政の行方には大きく関わって行くので仇疎かには出来ません。

今回民主党は統一地方選挙態勢堅めのため、地方組織代表者を集めて、全国幹事長・
選挙責任者会議を開きました。

会議は非公開で行われたが、今回の小沢氏問題等党内内紛についての説明が集中した
との事ですが、緊急事態との事で執行部に対する批判より、執行部には頼らないと言う
事で、執行部の問題追及は選挙後だと冷たく突き放した空気だったとか。

目玉の東京都知事選はどうやら石原氏は不出馬が本決まりで、東國原氏が少し色気を
見せて来た様で、既に立候補した松沢神奈川県知事と良いライバルになる可能性も
出て来た様ですが民主党の独自候補は未だ決まらずの様です。

統一地方選挙のもう一つの目玉が出直し名古屋市・市会議員選挙ではなかろうか?

75名定数に対して138名が立候補しています。
問題は河村市長が率いる「減税日本」の候補者に対し民主党系候補者や自民党系候補者
がどの様な戦いをするかと言う事です。

名古屋の市民運動に対し、既成政党との戦いで今後の地方政治を大きく変える要因を
含んで居る様に思えてなりません。