日々好日

さて今日のニュースは

民主党執行部が造反組に甘い処罰

2011-03-02 09:59:25 | Weblog
民主党岡田幹事長は今回2011年度予算案採決に際し再三の出席要請にも関わらず
無視して欠席した造反議員16名に対し処分を下した。

処分は造反組代表議員は党員資格停止6ケ月として後15名はお咎めなしの温情な処分
となった。

是は小沢派議員の離党分裂を恐れた岡田幹事長の即断で党内の不満を抑えた格好です。

しかし明日のない造反組にとっては痛くも痒くも無い事かも知れません。

執行部も甘く見られたもので、高まる党分裂の危機感が今の民主党にある限りこの様な
大甘の処置が続く事になりそうです。

話しは変わりますが、民主党執行部は民主党議員が勝手にテレビ出演して党批判と取ら
れる様な発言が頻発して居る現状で、今後はテレビ出演する民主党議員は党に届け出る
様に申し渡したとの事。

とうとう民主党議員のテレビ出演まで干渉する様になったのですね。

確かに中にはテレビの人気者になって居る民主党議員がさも得意そうにしゃべって居る
を目にする事があり、にがにがしく思う事もあります。

テレビ出演も大事ですがもう少し政治に没頭して頂きたい気持ちが大きい。


国家公務員退職金見直し法案は来年提出か

2011-03-02 08:49:51 | Weblog
民主党はムダ撲滅の筆頭に国会議員定数削減と国家公務員総人件費2割削減を挙げて居るが
未だ何の進展も見られません。

ご存じ国家公務員の人件費2割カットを含む国家公務員制度改革法案は未だに成立して
居ません。

年末に公務員給与改正の法案がどうにか通ったかに思うが是も2割カットには及ばない
僅かな数値だったと記憶しています。

国会議員定数削減については削減よりむしろ「参院の1票の格差」問題で定数増の気配すら
感じられて居ます。

今回政府は国家公務員の総人件費削減のため今国会に公務員の給与とボーナス等を減額する
法案を提出する予定であるが民主党が公言した国家公務員総人件費2割削減には程遠い。

其処で国家公務員の退職金支給額を見直す法案を2012年通常国会に提出する方針を固
めたらしい。

是には定年前に自主的退官の官僚に対し退職金を上乗せする「希望退職制度」も盛り込む事
としました。

現在早期勧奨退職所謂「肩叩き」による退職金割増制度あるが天下りあっせん禁止で対象者
が減少して居るので人件費削減の為高齢職員の退職促進のため希望退職制度が設けられた。

何れにしても国家公務員の給与やボーナスの削減は自分たちの死活に関わる問題ですので
必至の抵抗は予想されます。

また政治家も官僚を上手に使うには甘いあめ玉が必要で、国家の財布の事ばかり言って
居るわけには不可ない点があって、どの点で折り合うかが問題です。

それだけの仕事をして頂けると、公務員の給与は高いと思いませんが、徒党を組んで省益の
為、奔走するお役人等の給与等は思い切ってカットして頂きたいものです。