日々好日

さて今日のニュースは

外国人政治献金に思う

2011-03-08 09:00:03 | Weblog
今回前原外務大臣が在日外国人から25万円余の政治寄金を受けて居た事が
発覚して外相を辞任しました。

この件は大変多くの問題点を突きつけて居る様に思います。

まず政治デビュウーする前からの支援者の焼肉店のおばちゃんからの政治献金
だった事。

献金された時期も何年も前のもので、額も比較的少額で国益を損じる様な事では
ないと推定される事。

政治献金は日本名の通名でなされたと言い、この在日外国人は日本の税金を
チャント支払って居て普通の日本人と何ら変わらない事。

是まで自民党時代に外国人からもっと高額な政治献金を受け国益を損じる疑惑
さえあった人が何ら処罰の対象にならずノウノウと済ませた事実がある事。

日本の法律は外国資本が50%以下の企業であれば政治献金はOKである事。

是等が今回の前原大臣辞任への同情論の根拠です。

処が政治資金規正法では外国人からの政治献金は如何なる事でも禁止されて
居ます。

この点では、明らかに規則違反で弁明の余地はない。

また國の舵取りの外務大臣である事から言うと、理由の如何に問わず責任問題
は当然と言わねばならぬ。

しかし日本政治家で在日外国人とか暴力団関係者からの政治献金を受けてない
と公言できる人が果たして何人居るでしょうか?

それ程政治は我々の生活の中に食い込んで居るのです。

今回の前原外相辞任劇は追及する自民党も及び腰が見て取れます。

菅政権を一刻も早く打倒する手段として今回の在日外国人に依る政治献金問題は
絶好の攻撃材料です。

だけど外国人政治寄金問題を深く追及すると何時自分たちに及ぶかビクビクもの
です。

声高らかに非難する事で本人が辞任して幕を引いて貰うのが一番ベストと思惑が
界間見て取れます。

政治ににはカネがつきものです。

1円でも多くのカネを集めて良い政治が出来る様に活動するこれが政治家の本心
でもある。

そんな時受けた政治献金に対し貴方は外国人ですか何て失礼な事は聞けません。
まして政治資金担当の事務所はなおさらでしょう。

国名を問わず政党の党員になれるのは公明党と民主党と言われて居ます。

これから言うと公明党は外国人の政治献金を是認して居る様にも思えてどうも
今回の代表の言葉は腑に落ちない点もある様に思えます。

国籍は日本でも日本の国益を損じる様な政治家が余りにも多すぎるのではないか?
企業もまた同じ事が言えるのではないか?

グローバルの世の中では國と言う存在が無くなります。
是に対しナショナリズム民族主義・国粋主義は何時までも不滅です。

この二つの流れは決して交わる事のない平行線のままではないでしょうか。

今問われるのは国益とは?
国民とは?在日外国人とは?
政治資金とは誰が何のため出すのか?
政治資金規正法は悪法か善法か?

今回の外相辞任は、この様な初歩的問題を問いかけて居る様にも見えます。