日々好日

さて今日のニュースは

いよいよ増税本格化か?

2011-09-08 09:03:24 | Weblog
社会保障費を含め税制改革一元化に積極的な野田首相は増税容認派の安住財務相を
据えて増税シフトで政府税制調査会を再開しました。

処がこの席で東日本大震災の復興財源となる臨時増税について議論するはずでした
が党内に根強くくすぶる増税反対の声が早速噴出して来たとの事です。

懸案の第三次予算案や数年継続の災害復興予算については全く財源に目途はたって
居ません。

処が小沢派や鳩山氏等はこの現実を無視してあくまで国民との約束民主党マニフエスト
完全実施を言い訳に増税先送りに固守して居ます。

又一部には経済悪化が更に進むから増税の時期ではないと言う人達も居ます。

彼等は敢えて火中の栗を拾う様な愚かな事をせず何とかこの場を凌いで行こうと言う
考えとも取れ、何時まで経っても問題解決とはなりがたい。

今までの自民党政権時代と何等変わらない状況です。

確かに今増税は国民にとって大変厳しい事です。

しかしこれ以上の借金を増やす事は、先々どうなるか答えは分かっています。

敢えて現実に向き合う事もまた大切かとも思われます。

その代償は厳しいものがありますが、今この国難と言う時期に「座して死を待つ」と
言う事が果たして許されるか?

災害復興。原発事故処理。経済再生どれも最優先事項です。

そのための財源確保は最早我々が少しずつ負担するしか選択の余地はないと言えます。

そのため政府は所得税・法人税の定率増税案。タバコ酒税の値上げ等々税目と負担の
引き上げ幅等あらゆる選択肢を討議し提示する事をこの政府税調に要請しました。

反面緊急事項として事業仕分け等で、兆単位の財源確保の構えも見せて居るとの事です。

又増税期間も政府は5~10年位を考えて居る様で可成り長期間勝負になりそうだ。

何れにしても来週くらいまでにたたき台を作って貰い政府税調案で与野党協議を行いたい
意向との事です。

問題は「最大の敵民主党党内の増税反対派」ではないでしょうか?

どう党内増税反対派を説得出来るかが、今後の増税を進めるカギになりそうですね。

日本の街中に張り回らされて居るスローガン「ガンバレ日本」を再確認しましょう。